Nemas

アンチサマーポエティックス
明日色に染まる前に
布団に放り込む僕たち
今日も己の機嫌を損ねて
眠れず時計の針が空回り
沈んでいくこの時代に
僕ら快楽だけ縋っている
息抜き度に
生き抜くために
心の壁築いていく...

①
彼女は無表情の人です。
もちろん人である以上、表情がないわけがありません。彼女も、ゲームをやるときは笑うし、猫がなくなったときも悲しむです。「無表情」というのは、僕が望んでいる表情を示さないからです。特にあの時の彼女は、笑わず、怒らず、ただ毅然とした態度で僕の前に、居ました。
笑って欲しかったで...

あなたと　過ごした夏も
明かした夜も　全部全部忘れない
あなたの言葉も　あなたの姿も
すべて壊してやる
真昼の光が　窓から射し込んで
動かない私を　あざ笑っている
冷蔵庫のナイフを　怪我した手指で
どん料理作れば　吐かなく済むの
キミにかかわる記憶を壊せ
僕の神経が限界になるまで...

ソリュブルがなくなって　あの日
君の言葉思い出す
頭の痛みが走る　僕は
許されないままでいる
瞬間　メロディが浮かぶ
きっと　傷から漏れ出す
ギター　６弦を鳴らす
ブリッジミュートで懐かしむ
夜の列車　初めて書いたあの歌
電波の向こう　笑った君の顔...

いきなりでごめんね　こんな歌うたっちゃって
お願い　伝わって　　これはラブソングじゃない
どれだけ　追いかけて　まだまだ遠くて
あの日から　刻まれた　あの面影
昔から　憧れる　あのヒーローのように
僕のこの　病むこころを　救ってくれた
君がいてくれたから　僕の地球が回ってる
だから今　僕が君の　ヒー...

死んだ夢を見た
100メートルの高層ビルで
手すりの外君が立て
助けようと近づいて
君の幻影（まぼろし）だった　そんな夢を見た
夢を見た
足が止められない僕は
都会の夜空と抱き合った
飛び降りる何秒で　
君の姿が頭に浮かべた...