ソリュブルがなくなって　あの日
君の言葉思い出す
頭の痛みが走る　僕は
許されないままでいる

瞬間　メロディが浮かぶ
きっと　傷から漏れ出す
ギター　６弦を鳴らす
ブリッジミュートで懐かしむ

夜の列車　初めて書いたあの歌
電波の向こう　笑った君の顔
どれほど　嬉しいだけ　それはどれほど　痛かった　
時を経て　目の前は異国の空
僕も今　ね　歌を書けるんだ
言えなかったこと
書けなかったこと
もういなくなったあなたには

愛されなんて望んでいない
僕は挫けて挫けて　失った
だけど　嬉しい今が欲しくて
僕は探して探して　突っ走った　ああ

死んだ夢から目覚めて　僕は
嫌な感情を蹴飛ばして
約束された未来　なんて
いつのまにか壊れかけた

一生　進めない気がして
ずっと　昨日で彷徨う
ギター　昔の曲を
奏でながら　さかのぼる

東京の宿　離れていくこころと
窓の向こう　傷ついた顔
どれほど　自惚れだけ　それはどれほど傷つけた
時を経て　今でも同じ空を
見上げたら　ね　歌が聞こえる
やってしまったこと
うしなったこと
もういなくなったあなたには

未来になんてあげたくて
僕は誤り誤って　壊した
そして　永遠に過去を背負いで
声を　からしてからして　かき消した　ああ

大概なんて嫌わないで
本音を隠して隠して　なくなった
決して　再会なんて期さなくて　
歌を　書いても書いても　変わらない

たとえ　明日地球が止まっても
僕も　歌って歌の　声を出す
だけど　本当の声は　どこでも
君も僕も　いつでも　探せない