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花空ろ
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さはまかでぬべき刻を打てば ゐならへる椅子また軋めきて
あらましもすでに降るべかなれば 没りつ陽の染めり
待ちかぬらむとうれへたるに 迎へきたなりとぞ告ぐる
消残り常しくとめらるるに面影おぼえぬるは
あはに降りしける花のはゆればなるべきも
朝霞清にほのめく月影
たゆたふただ言の葉 微睡む...花空ろ
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ハレムヤ
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このおよび折れる覚えや誰がまどひ
この揺る水影綾の色はや誰がゆめみ
折り羽戯れて縺るる手向草をして
はや星の彼誰時をや見つけられつると
つづく雲の澪さしくむ旧りまさるシステム
風花にひきて科の機も分解しけらく
しろくおきてられつる透明がパラメタ
尽きしなき箱庭に ゆらり ぐゎらりいけられたるかな
く...クルメクシズク
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クルメクシズク
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さやにさやに