このおよび折れる覚えや誰がまどひ
この揺る水影綾の色はや誰がゆめみ

折り羽戯れて縺るる手向草をして
はや星の彼誰時をや見つけられつると
つづく雲の澪さしくむ旧りまさるシステム
風花にひきて科の機も分解しけらく

しろくおきてられつる透明がパラメタ
尽きしなき箱庭に ゆらり ぐゎらりいけられたるかな

くるめかせ 眩れたりても辿りても
雫ただたな心にまふやうに
なれば そめあやせ 彳ずみても遷しても
八千種のつくりゑ描きつともせきたらじ


海松色重ぬる細いし玻璃や燧にけむ
なほすずろにうちおどろきぬ 夢路のアノニム
古義とだに澄むにもあらで離れまさるクオリア
みちとせ夜語りのしをりに蛍火ともし

なにすとかふるいゐむ 見延ぶべきオトマタ
境ふめる籠箱にも ほとり ひとり あるにもあらねば

はてふかせ 憧れにもやどりにも
幾重ね水底より言ひ掛けて
されば みはるかせ さらめきにもしじまにも
うすらひに映ろへるかげなほやくえなむ

ひた風の届かばうつせみ羽交はすも


空にまがへて 月読みのクアドラ
虚木綿にこたふる手向草が言わりのにぞこもりてゐるは

くるめかせ 眩れたりても辿りても
雫ただ雑じりてゆきちるやうに
ゆかば かたたどれ くらがりてもせまりても
真白斑は記さるることなきものゆゑに

さきををれ 降り敷くにも映ゆるにも
花あかり なごりのむたまどろみて
ふらば うたうたへ 色にひにも 浪漫にも
やはらそよめけ 事しもあやだにもあるがごと

そらわらへ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

クルメクシズク

閲覧数:430

投稿日:2019/04/18 21:48:50

文字数:644文字

カテゴリ:歌詞

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