auriswan

『卒業』
満員御礼の大衆居酒屋と
人一人いない殺風景な焼肉屋と
昔家族でよくいったあの場所は
時代に取り残されてしまったのかな
糞くらえと思って蹴飛ばした
石ころだって徐々に形を変えるから
僕もあなたも受け入れなきゃいけないな
無様な期待も虚しさも
僕もこの街に来て少しだけ...

107
誰にでも 叶えたい夢がある
誰にでも 捨てきれぬ過去がある
それを等閑に してまで僕たちは
常識を選んで しまうから
誰にでも 流せぬ涙がある
誰にでも 裁かれぬ罪がある
それを等閑に してまで僕たちは
明日を選んで しまうから
毒を啜った...

幸福論
開かれた頁(ページ)には
『笑うことが 幸福』だと
それならこの世界の
虚しさから 来る笑顔も
幸福だと呼べるのだろうか

海原に射し込んだ 陽の光が
碇を魅せながら
夜に果ててく...

Viola
幸せと呼ぶには 小さ過ぎるから
私と貴方で 名前を付けましょう
次に会えた時 何を話そうか
それを考える それを考える
時には喧嘩もするだろうし 素直になれない時もあるし
ドラマみたいにはいかないだろうけどさ けどさ
ただ その手を握れること
隣に いられること
そんな 何気なくて...

y
蕾 歌詞
頑張り過ぎてやいないかな？
少しは休んでもいいんだよ
涙は流してもいいんだよ
ほら ここには誰もいないから
それは人だからやっぱりさ
得意不得意はあるでしょう
だから自分を責めないで
ほら あなたは素敵な人だから...

あなたは僕に言いました 言葉が季節に溶けました 僕はそれを探しました けどもうありませんでした
あなたは僕に言いました 伸びた影足で潰しました 水道橋の歩道橋で 潰れた影を攫(さら)いました
その言葉はモノクロ 写真の中でまだ
待っている 待っている はずなのに
戻れない 戻れないのです いや
待っ...