『卒業』
満員御礼の大衆居酒屋と
人一人いない殺風景な焼肉屋と
昔家族でよくいったあの場所は
時代に取り残されてしまったのかな
糞くらえと思って蹴飛ばした
石ころだって徐々に形を変えるから
僕もあなたも受け入れなきゃいけないな
無様な期待も虚しさも

僕もこの街に来て少しだけ
分かったことがあるんだ
美しいものほど滑稽なことと
信じてたものほど離れていくこと
戦うとはつまり孤独だということ
時代の流れには逆らえないこと
否が応でも前へ進まなきゃ
思い出は涙の調べ
桜の花弁の中

忘れない 忘れない ありがとう さようなら
負けないで 逃げないで いつまでも これからも
つまづいて 失って 苦しくて 辛い時 思い出してよ
忘れるな 僕たちは いつまでも 友達だ
忘れるな 本当の 戦いは これからだ
それぞれの 素晴らしい くだらない 未来へと
旅立つ卒業

繁華街の路地裏を雨が叩いて
水溜りに街灯が反射したんだ
なんだかそれが綺麗に見えて
懐かしさすら憶えたんだ
自分らしさという檻の中で
孤独に耐えていた頃に
カラスが夜鳴きを始めたから
少し救われたよ

君は君のままでいいなんて嘘だ

住み慣れた 四畳半 何もかも 置いてけよ
思い出も 灰皿に 焦げ付いた 感傷も
夢見てた 青春も 甘すぎた 性春も
全て置いてけよ
その中で どうしても 捨てきれない 約束を
僕達は 胸に抱き この道を 歩けばいい
それぞれの 素晴らしい くだらない 未来へと
旅立つ卒業

good bye

忘れない 忘れない ありがとう さようなら
負けないで 逃げないで いつまでも これからも
つまづいて 失って 苦しくて 辛い時 思い出してよ
忘れるな 僕たちは いつまでも 友達だ
忘れるな 本当の 戦いは これからだ
それぞれの 素晴らしい くだらない 未来へと
旅立つ卒業
今はまだ 覚束ない 消えそうな 夢だって
この街の 喧騒が 諦めろとほざいても
大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫
いつか出逢えるよ

いつか出逢えるよ
例えあなたがいつか
変わってしまったとて
僕は相も変わらず
信じ続けていくよ
素晴らしき未来を讃えよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

卒業_歌詞

AuriSwanの楽曲【卒業】の歌詞です。

閲覧数:80

投稿日:2019/03/08 03:26:20

文字数:937文字

カテゴリ:歌詞

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