ブックマークした作品
-
雨音の おしゃべりに
傘ゆれて ときめきランデブー
降り注ぐ 眼差しに
頬茹でて 溢れるラプソティー
響きだして 瞬(またた)く胸は
化粧しては 色めき昇る
漬(ひた)した 眺め 恋にまぶせば
ハナミズキの甘い薫り
雨のシンバル ショータイム
ロマンティクに 漂流中...雨色ラプソティー
きくは
-
ぬるい日陰で ゆらゆら揺れて
そんな 僕らは なにか
セイシュン映画のようだ
ぶらぶら歩く 君が
眩しすぎるから
夏の陽射しの 向こう
青空を見てた
明日の 天気は たぶん
雲ひとつないハズさ
だから 海へ行こう...summer season
きくは
-
走査線上で抱いた君は 《フィリアの果実》
軌道下(した)へ謎を落とした 《群青(ぐんじょう)の問い》
月面の中継基地(ベース)は 《社畜のドグマ》
追われ続ける構造だけ 《無限ストレス》
永久に廻る衛星のよに
僕は働きヅメで過労さ
果てしなく渦巻く疑問に
君だけ求めていた
億万人の 星が 呼んでいる...ドグマ・ディフェクション
きくは
-
カラコロ トトトン カラコロ トトトン と
乙女走る 響く空に
鼻歌混じりの 帰り道
誰かのことを 思うの
■
それは ロンリーなバースデー 独り 記念日
セツナイ って 言いたくなる お年頃なの
とても ルーティーンな君に 話かけても
ちっとも 反応無さすぎて がっかりしてる
問題 山済み もう結...乙女走る 響く空
きくは
-
憂鬱な紙ヒコーキは
無理しながら 飛んだ
最初の気持ち どこに行くの?
誰かの淀む声を 洗い落としたくて
メールをしては 傷をつけて
やるせなさと 切なさから
嬉しいだけ 繋がらないよ
くすむ雲 今日も 覆われたまま 紙ヒコーキは
澄み渡る 青の向こうまで 届いて 欲しいだけ
■...melancholy flight
きくは
-
《いろは》
君は 星を 見つめて
遠い 夢を 話した
それは 終わりのない
砂漠に響く 物語のようだね
《GUMI》
地平の先を 越えても
私は進み続ける
だって 君との別れは
終わりではなくて...永遠
きくは
-
向こう側に 求めた
信号待ちの ときめきは
点滅して始まる フィクションの劇
振り絞って 放した
すれ違いの 微笑みも
日常に 色を つけるだけ
さりげない アプローチで 繰り出した セリフも
取り澄ました 君に 届きはしない
百歩 下がって 測り直す 毎日は
ため息で 回転してる ルーレット...after signal
きくは
-
風のない世界の果てから
ココロ 揺らす はばたきの音
古い 言葉 囲む木箱に 流れた
包む 霧に 浮かぶ 躯(からだ)は 静かで
暗い 森に 並ぶ瞳は 濡れてた
眠る 意味を 取り戻せ ずに 只 漂う
ツタの 渦が 夢を塞ぐの ほ ら 変ね
知らぬ 花の 香り 咲かす 混じりあった 季節から
映す ...バタフライ・エフェクト
きくは