タグ「宮沢賢治」のついた投稿作品一覧(8)
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薄ら 薄ら 世界は空いた
その吹き出しが零す彩り
愚痴のような 歌詞のような
誰かが余白を銀河と呼んだ
見慣れた日常 愛の模様にも
お馴染みのことばは、そう――
「それじゃあ、」だけで
手を振るにはあまりに永すぎて
君だけに来た夜と
僕が残された、この世界...【コラボ】 ノクターン
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お日さまが ほどけていく
軽やかな羽音を 拾って
もう一寸 聞いていて
ポンデローザ揺れる窓辺
薄味のセカイ ”足りない”探し
甘く実った 恋の一さじ
優しく立ち上る
融銅色のスープに 思い出す君は
あの朝もそうだ、歌っていたっけ。
こっそりと覗くガラスの向こう...【応募採用】 黄いろのメモワール 【曲つきました!】
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今に頽れる灰色は 心象と似て
眩めく程に鮮明な跡を残した
ただお守り代わり そんな感情は
そのうち消えてしまうのにね
だって、本当の事ならきっと
心も見ず 溜まり募る想いは
我が侭に描くローマンス
恋の先で 縫い合わせた言葉に
セルリーの白い花を添えて
私の春を往く...【曲つきました!】 四編花詩
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いま流行りの隕石が きりんの軌道に乗っかったら
紫の銀河にひとつ 波紋が跳ねるまで お昼寝を
名前もない空の上 しぼみかけのライナー
掬った透明の、無色の、深い藍で 行き先をあげる
示して 照らして 指差して 天青石
踏み忘れてた 歩道橋の五段目
ズルした? ウソした? 寂しがりの手のひら
大好きだ...【曲つきました!】 アズライン
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銀色 欠けた月の刃が鋭く
霞んだ夜を裂けば 幻想(ゆめ)と現実(いま)の揺らぐ音
一際に瞬く 強い刹那(ひかり)は
旻(そら)を時を超えて この目をただ満たすため
泡沫に消え去り鐘の音(カンパネラ)
真似をした指先に
渡された王座と世界(にわ)
全て、君の物だ― と。
舞うことを覚えた両足は
天命(...【コラボ】 燐光 【曲つきました!】
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『ほんのささいな心の底を写した、二枚の青い幻灯。』
揺らいでみたり 転んでみたり
名前も分からないその経緯
泳いでみたり 浮かんでみたり
大切な返事を待ってる
跳ねてもすぐに 取り戻す地面
重力忘れるのはただ一瞬
立っている幻想 座ってる現実
出来ないなりの精一杯
ほんと些細だ 出会えたそこは...【曲募集中】 ピアサイダー
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何を言えばよかったの
「一人にしないでほしい」よりも つなぎとめたいのならば
暗い夜空を見上げれば 笑う君の口によく似たカシオピア
声をさらう流れを上から見下ろすばかりで
凝らさずにいた目はいくつもを逃してた
頼りのない足どりを追いかけようとしても 掴めない雫
「ねえ、君が聞こえないよ」って
見たく...【曲募集中】 シュプール・シュノーケル
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蹴り飛ばされたあの窓 壊すことがなかったら
セロ弾きとかっこうはどうしていたのでしょう
トォテテ テテテイ、やり直しはそのまま
ただひとつ違うとするなら 涙を拭う羽だけ
かっこうはいつだってセロ弾きの肩に寄り添って
月の出た夜には二人ドアから飛び出して
いまだ 見たことも聞いたこともないような
ドレ...【曲を付けて頂きました】 セロと小鳥の幸せのうた