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「おやすみ、幻想曲」の創作に利用した作品

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「もう少し」わがままに縋った
藍色に沈む遊園地で
滲んだ温もり その手だけを憶えてる
思い出だけ乗せた幻想曲(ファンタジア)
廻りゆく回転木馬
手を振って振り返して
あなたがいない夕闇
途切れ途切れの継ぎ接ぎな子守歌
青い影絵になった
優しい横顔 その未来...

おやすみ、幻想曲

ましゅう

ましゅう

MEGKENさんの歌詞募集曲(http://piapro.jp/t/5BBE)への応募用です。


初めて曲を聴いた時、真っ先に「遊園地or水族館」それから「父娘」「別離」といったイメージが沸きました。

当初は、父親と遊園地にきた幼い少女がメリーゴーランドに乗って、初めは父親がいて手を振ってくれるんだけど、だんだんどこにいるのかわからなくなって、少女が木馬から降りた時にはもう父親はどこにもいなかった・・・という置き去り系の歌を考えたのですが、あまりにも暗いというか悲しすぎるので、あくまで「別離」の例えというか比喩にすることにしました。

父親と離れて育ってきた女性が、子どもの頃に一度だけ連れて行ってもらった遊園地のぼんやりとした思い出を繰り返し温めて美化して都合よく変えて現在の現実の父親に傷ついてだけどそれでも、という風なものです。


タイトルの「おやすみ、幻想曲」は「おやすみファンタジア」と読みます。
曲としてはどちらかというと円舞曲(ワルツ)かなと思って、初めはサビも
「思い出は星の色の円舞曲(ワルツ)」でしたが、「幻想曲」という字面が好きでそちらにしてしまいました。円舞曲に変えても大丈夫です。


その他の箇所も範囲に関わらず修正可能です。