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「蒲公英が紡ぐ物語 第43話」の創作に利用した作品

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 黄昏の攻防
 結構遅くなっちゃたな……。
 空は夕焼け。地面に伸びる影は長い。思ったよりも時間を使っていたのを認識し、リンは小走りに切り替えて帰路を急ぐ。早く帰らないとレンやリリィが心配する。
 建物が並ぶ大通りには路地が多く、たまに近道として使っている場所もある。リンは目印の建物の角を曲がり、薄...

蒲公英が紡ぐ物語 第43話

matatab1

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 リンはにげだした!

 しかし まわりこまれてしまった!

 リンはこんなんばっかです。逃走成功率が妙に低い。





 毎回誰かに助けられてはいますが。




ハク「リリィが強すぎませんか」
グミ「仕様です」
ハク「仕様か。じゃあ仕方ないね」





グミ「……だと話終わっちゃうんで、今回は護身術について」
ハク「本文でリリィも言ってるけど、覚えておいて困る物じゃないよね」
グミ「護身術って言うのは、文字通り『身を守る術』全般の事。例えばいきなり手を掴まれた時振り解く方法とかは勿論の事、『危険を避ける、回避する』って言うのも入る」
ハク「ああ、確かに。危ない目に遭いたくなかったら、そもそも危険な所に行かなければ良いもんね」
グミ「イエス。暗い道を歩くのは極力避けるとかね。あと、携帯いじりながらとか、音楽聞きながら歩くのも止めた方がいい。意識がそっちに向いてるから反応遅れちゃうし。そりゃきびきび歩いてる人より、よそ見してる人の方が狙いやすいでしょうよ」
ハク「ちょっと話がずれるけど、財布を見える所に入れておかないとか」
グミ「結構いるよね。長財布を半分以上出して後ろポケットに入れてる人。盗まれたら気の毒だけど、アレは正直文句言えない気がする『盗って下さい』って言ってるようなものだし」
ハク「一般人から見てそうだから、犯人にしたら絶好のチャンスだろうね。人込みだと更に」
グミ「で、話戻すけど。護身術って言うのは『危険から逃げる』って言うのが大前提。『相手を倒す』事なんて考えなくて良い。重要なのは、とにかく攻撃するなりして相手に隙を与える事。」
ハク「鞄や本を投げつけるとか?」 
グミ「ナンノコトデスカネー」