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「蒲公英が紡ぐ物語 第40話」の創作に利用した作品

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 眠る獅子
 黄の国王都より遠く南西。緑の国へと続く街道から外れた位置にある小さな町。大陸南を走る主要街道から取り残されたような田舎町の一角で、栗色の髪の女性が木剣を振るう若者達を眺めていた。時に遅れている者を指導し、時に自らが構えを取って手本を見せる。
 不慣れな様子の若者達に対し、鞘付きの剣を持...

蒲公英が紡ぐ物語 第40話

matatab1

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 物語も終盤。やっとメイコが再登場です。

グミ「色んな意味で久々で変な感じが。何か浦島太郎の気分」
ハク「前にここに出たのが八月。つまり約半年前。暑かった夏から、寒くて花粉が飛び始める季節に」
グミ「出番が無さ過ぎてフェードアウトの可能性も考えたよね。リンとカイトのあの回は出られる雰囲気じゃなかったし」
ハク「作者、武器の解説していくって言った(書いた)手前、単に引っ込みが付かないだけなんじゃ……」
グミ「その辺考えたらマジできりがないよ。出番があって嬉しいと思うしか」

グミ「って事で久しぶりに行きます。ミクが持ってる短剣は『ダガー』と呼ばれる剣で、サイズが小さかったり刀身が反っている物もあります。柄は片手で持てる程度の長さなので両手持ちは無理です」
ハク「先生。形が似ているナイフとの違いが分かりません」
グミ「答えましょう白ノ娘。ダガーは『武器としての刃物』の事。刀身が厚いので強度がある。両刃なのも特徴の一つ。
 ナイフは『ありふれた刃物一般』として考えれば良いと思う。ぺティナイフとかツールナイフとか日常で使うのもあるし。ちなみにほとんどが片刃」
ハク「戦闘用かそうでないかで分けるのね」
グミ「両方に言える事だけど、小さいからとにかく敵に接近して、しかも的確に狙って攻撃しなくちゃいけない。だから武器としての威力は低いとか」
ハク「と言うか、敵の懐に飛び込むって時点で難易度高すぎない? 当然間合いを詰めれば有利だろうけど、そうするまでが怖い」
グミ「メインで使うには腕前が無いと厳しいだろうね。まあ、短剣って補助の武器として使われていたのが多かったらしいし」
ハク「多かったって事は他にも使い方が?」
グミ「利き手じゃない方に持って相手の剣を受け止めたり払ったりする、いわゆる『盾』としてのダガーもある。マインゴーシュとかパーリングダガーって呼ばれる防御用のが」
ハク「確かにゲームで見た事ある。防御力より回避率が上がるんだよね」
グミ「パリィを閃くキャラは大体決まってる」