Heteの投稿作品一覧
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四人がそろった暗い部屋に長い沈黙が流れる。
・・・・十分・・・・
・・・・二十分・・・・
・・・・三十分・・・・。
ついにレンが口を開く。
レ「僕、もう一回冥王のところに行ってくる・・・。」
カ「冥王?なんじゃそりゃ?レン・・・おまえショックで頭が狂っ・・・」
・・・スパァァァァン!!
メイコがカイ...シニガミ 6
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リンは必死で走った。
そして行き着いた先は・・・・
・・・車の往来が激しい十字路だった。
リンは後ろを振り向く。
レンが凄まじい速さで近づいてくる・・・
リンは慌てて道路に飛び出す・・・
リンが横を見ると車がせまって来るのが見えた。
時が経つのが遅く感じる・・・
・・・車体がリンのからだにふれる・・...シニガミ 5
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「起きろ、仕事だ。」
メイコの声で二人は起きる。
そして、カイトからメモをもらってどこかに送られる。
鎌を振り下ろす。
送られる。
振り下ろす。
繰り返す内にいつもの場所に戻る。
部屋に戻る。
二人で話す。
硬いベッドに寝る。...シニガミ 4
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メモを見ると、そこには知らない人の名前がびっしりと書いてあった。
レ「これは?」
冥「今日が寿命の人。」
ミ「・・・え?」
冥「メイコ!」
メ「・・・お呼びですか?」
メイコがどこからともなく現れる。」
冥「例のモノ・・・もってこい。」
メ「・・・ハッ・・・・・」
メイコは一瞬にして消え、少し経って...シニガミ 3
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レンとミクは黙々と歩く。
ミクのすすり泣きもちょうど止まったころ、塔の前についた。
この塔は遠くからみたら高かったが、目の前で見るとギリギリ四階分あるかないかの小さいものだった。
行く手には大きな穴が、ぽっかりとあいていた。
どうやらここが入り口らしい。
レ「はいってみる?」
ミ「う・・・うん」
レ...シニガミ 2
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「アナタは、死んでみたくはないですか?」
レンのケータイにきた一通のメール・・・
レンは、双子の兄姉のリンに話してみる。
レ「なぁ、リン・・・このメールなんだと思う?」
リ「しらなぁ~い。ただのイタズラじゃないの?」
レ「そうかなぁ~」
軽く受け流されてしまう。
毎日こんな調子だ。
ある日、レンに変...シニガミ 1