1002pの投稿作品一覧
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薄暗い店内見渡して 彼女つぶやいた「ライドン」
僕は斜めに首を傾げ それを繰り返す「ライドン」
いったいどんな意味なんだろう 目まぐるしいほど「ライドン」
念仏 題目 ブラフマン それに連なるか「ライドン」
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一度も耳にした覚えはねえ たぶんそいつは宇宙の神秘
僕は期待で胸が苦しい ドキドキ止まら...ライドン
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好き好んで咲いた花じゃないのかもしれない
待ち望んだ人の思い どこへ辿り着くの
曲を作るのは息をするのとは違う
会いたい人に会いに行くようなものさ
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空が降りてくる 他でもないこの私に
君を想う気持ちが音楽を連れてくる
It's all right
すごく努力した結果じゃないのかもしれない
歓びに...Showtime
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いつか来た道 いずれ行く道を繰り返している
負けたわけじゃない 勝ったとも言えない 今を駆ける
侮られたなら牙を剝いて襲いかかれ
弱いハートが騒いでいる
忘れたい記憶ばかりが暴風のように吹いて
屈託の根気強さに賞状を渡したい
それでも明日は来るから
心隠して いつか来た道を
いつもの風景 いずれ見る...いつか来た道 いずれ行く道
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不満など言える材料がないだけに
心など隠して
ファルセットの憂鬱が侵略してくる
こんな気持ちも いつか歌に いつか嘘になる
いまひとつ決め手に欠ける闘いは
延長を迎えて
ファルセットの憂鬱に脅かされている
こんな気持ちも いつか歌に いつか嘘になる
両腕を交差して 震える肩を押さえた
大人になれば ...ファルセットの憂鬱
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今日もいつも通りだった
それでも心に開いた穴
まるで薬剤耐性菌
しつこく私を苦しめる
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わかっている年月を並べて
そんなこともあったねと確かめる
虚ろな自分を打ち付けるために
愛を脱ぎ捨ててしまって
ただの人になった日から...標本
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半分冗談っていうのは 全部本気ってことね
ちょっとくらいはやきもきさせるくらいの芝居を見せて
好きなのに恥ずかしい そんな日は越えてしまったから
好きだから恥ずかしい そんな日も越えられるかな
半分冗談っていうのは 全部本気ってことね
ちょっとくらいはやきもきさせるくらいの芝居を見せて
いけると思っ...願い
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残業こなしているときに限って故障
逃げ出したコブタと 笑え ときたまランデブー
時間はなんせ冷てえ さらさらと過ぎて
気持ちはとても暗く 季節に呑まれ
贅沢な夜を見せてくれ
強烈な度数でふわふわ
悲しみを全部覆い尽くせ
忘れちゃうのも戦略だ
引かれないように後ろ髪 切り落として
現代終了のお知らせが...ふわくら
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まだ何も手に入れてない
好きなもの間違えたんだ
年老いた狐の衰えない妖術
心の隙を炙り出して
君の声は遠くて 聞こえないくらいだけど
僕は乱れて
夜が更けてゆく
六花 降り積む
凍る道 抜け出せてない
ひとりでに滑りたくなった...六花
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上手にできているか気になっては
他人の目を借りた青い春
指と指を絡めれば変わるのに
同じ場面リプレイしていた
わたし以外間違っていると無意識に決めた
25%の孤独が忍び込む
人でなしだと罵って気持ちを落ち着けた
4分の1の空白を今日も撫でている
いつでも手に入るものだけでは
自分をだますには頼りない...25%の孤独
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やり直したところで繰り返すだけさ
同じ時代 同じ場所を生きるならば
緩いフィクションを寄せ集めてみたら
あの頃の慚愧の念が蕩け出した
空高く昇ってゆくというよりは
空から手が伸びてくるような
淋しさが窓を叩く
あなたは気づかぬ素振り
「入れてやりなよ 友達だろう」と
言いかけて 飲みこんだ...友達
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明かりを落として 今日一日を振り返る
あのときこうしてりゃ あのときこうしなけりゃ
でも さしたる意味のない一日だったな
疲れすぎて眠れなくて そのまま過去を振り返る
あのときこうしてりゃ あのときこうしなけりゃ
あれ さしたる意味のない人生だったか
薄ら笑いの夜 僕はひとりで泣いたのさ
新しい明日...薄ら笑いの夜
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愛のクラムチャウダー
君から貰ったメッセージ「元気出せ」
クラムチャウダー
今日はいつもよりしょっぱくて
涙が出そう
砂抜きしているところは 一度も見たことないな
豆乳煮詰めているのを見るのは なんかちょっといいな
Don't let me down
流行りの歌が孤独を叩いて
その手を見な...クラムチャウダー・ソング
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何が好きかより 何が嫌いかのほうに
自分を見つけて 今宵もため息つく
「許されて生きる」そんなことを考える
自分がしたことと されたことを比べている
いつか空が晴れ渡って 雲に隠れていた気持ち
心に映せたら 聞いてもいいかい
あの日黙り込んだ君と あの日怒らなかった僕
どちらかが踏み込めたなら どう...花びらの記憶
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泣いたって いつも恋していたい
ときめいていれば 人でいられるから
霞んだって いつも歌っていたい
吐き出さなければ 気が狂うから
人は夢と夢を背負って生きるもの
生命と幾何学のせめぎ合いの中で
愛と信念の相克に決着つけるために
そこから飛べ 飛べ 飛べ
人の世はゲームの螺旋 精神を研ぎ澄ませ
生き...螺旋
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感覚と感情の間に見え隠れするグレーゾーンは誰だ?
取って捕まえて あとはスタッフがおいしくいただきましたなんてこと
無理だよね?無理ですよ 故
隣で生きることを許してくれないか?
私の中に潜む悲しみのすべて
痛みの満ち干きが夜を駆け巡る
必要不可欠な悲しみのすべて
喜びの陰に 悲しみのすべて
もしも...悲しみのすべて
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左手でさよならを告げた あの夏の日
僕にだけ見えていた陽炎は恋模様
やることなすこと空回ってばかりだと
指摘するのは誰?
僕の中の誰かの声が 僕の身体から出ている
修得も経験もまだ半端者 この男
生きにくいままなのか?
僕だけか? 僕だけか?
ひらがなで名を書いた 出逢いの季節 春の日
君だけが違っ...恋模様
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横断歩道でもないところを渡ってきて
進行方向だけ見つめている馬鹿者よ
SEO対策のセールスの電話で
「今から行く」って言っておいて来ない馬鹿者よ
未来は明るいか?
今日は幸せか?
君の他の人間はただの脇役か?
指導という名目で生徒を蹴飛ばして
骨折させて謹慎になった馬鹿教師
ところが一週間くらいで復...あさましきもの
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午前6時起床 午後11時帰宅
葦原の中つ國は本日も晴天なり
ケのスタートはいつもサイケな乗り物から
清き明き心の残滓は呑み込まれちまった
嗚呼
高天原より愛を込めて
通学に禊は必要か
至上命題はこんなちっぽけな鎮魂歌
向こうの意図は”Shall we?”
神の解釈は"Will you?"「しやがれ」...通学に禊は必要か
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そんなに貫き通すようなもんじゃない
そんな生き方できない
どんなに普遍の真理を語っても
奴の正義には敵わない
大匙一の勇気持って
僕ら今夜ここを出ていく
星降る夜 みんなで引っ越しする
歌いながら楽しく 切なく
君のことは好きになりかけていたよ
思い出して後悔するかも...引っ越し
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どんなメロディ聞いても どんな歌詞を見ても
どこかで聞いたような どこかで見たような
そんな感じのないあなたに出会いたい
夜を抜けるために 夜を駆けるために
ふらり来た分かれ道 のらり行く迷い道
自分で選んだとは到底思えない
死なば諸共だと不敵に言い放ち
ひらりと身を躱し 生きるなら鮮やかに
トゥ ...リフレイン
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少し雨が降っている お外にも心にも
近所の大学抜けて こんな日は近道さ
君の家に行くよ 待ってて
京成で行こうかな 見慣れた景色は見てない
どんぐもりの空の下 私は誰でしょう
古い洋服捨てて 君は今日街を出る
馴染みの改札抜けて ここからは違う人
君の門出 思い祈る
京成で行くのかな 知ってるテレビ...京成で行こうかな
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揺れ 咲いた 風前に散った徒花
触れ 凪いだ 泡姫の涙 蜜の味
汚れ憎み顰め煌めき
落とし棄てて止めて蠢く
ざわり肌に温み感じて
僕は今静かに感じて
揺れ 咲いた
触れ 凪いだ
Look up!
七転び八起きの十五回目です...Look up if you can
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通り過ぎてゆくだけなら 景色とは呼べない
一途になりきれぬ心 あなたを忘れたくない
そうなってるんだろう いいかげんわかるよ
そうなってるんだろう
振り返ってみれば 調子のいいことだけど
あのときはそう思ってたのも
間違いじゃないから困るね
人を愛するのはやめて
仕事を成し遂げよう
もしも認められな...明日を夢見る景色
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登りたい ああ登りたい
杖をついて登りたい
登りたい ああ登りたい
私を琴平まで連れてって
揺るぎない思いで 今を始めの旅衣
簡単な装備で 私を琴平まで連れてって
ロミオとジュリエット
あなたがロミオで 私がジュリエットなら
今すぐここから出てくわ
登りたい ああ登りたい...私を琴平まで連れてって
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自分のため生きてきたな
あなたのため何もできなかった
今日もどこかで誰かの歌が
知らぬ人のため歌われるだろう
二十歳過ぎればただの人って言われても
それでも後悔よりも多く背伸びをしたぜ
そうだ人生のような日に
この場所に背を向けて
そうだ人生のような日に
泥だらけ 手を振ろう...人生のような日に
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魔法にだって きっと
理由も意味もあるはずだ
波間に揺れている気持ちを取り出して
言葉にしなくちゃ あなたに伝わらない
会いたい ここに来て 息をして
I know love Because of your love
ひとりきりでは気づけなかった
I know love Because of you...I Know Love(F side)
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蛻の殻にしておきたいはずの部屋に
いつしか君を呼び込んでしまったみたいだ
夢に見るほどに I Know Love
ひとつだけわかってほしい
僕の鼓動は 君を想うその速度で数を重ねる
見えないものを形にすることは
正しいことと 君が教えてくれた
だから もう迷うことはない I Know Love
ひと...I Know Love(M side)
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夏の終わりの水平線 震える二人を照らす夕影
悲しみさえも無常に帰す 愛の行く先は波の音
あなたには見えているんでしょう
究極的には人間は独りだと
あの日の荒れる波に向かって叫んだ
あなたより愛する人はいないと
ぼんやりと霞む水平線 憂える二人を包む夜空
悲しみさえも無常に帰す 愛の行く先は流れ星
あ...流れ星
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どんな言葉も届かない 昨日には
今はただ忘れたい 眠らせて
涙が落ちて 夜に呑まれて
それでも笑顔は咲いて
力の限り 笑い飛ばそう
昨日に明日が見えたら
明日の朝には元通り
そんなことはないけれど
眠りたい 眠れない
雨に降られて 風に吹かれて...午前4時
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昼は天敵が出るね 天敵が
俯いて歩く午後
人熱れ 避けるようにして
追いかけて捕まえて
平生は見過ごす景色
捕まえて収めたら
ひとつ忘れて
夜は宿敵が出るね
自分という
目を閉じて浮かぶのは...ひとつ忘れて
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転ばぬ先の杖ついて歩いていても
歩く道の下は常に空洞だから
薄皮のパンくらい薄い板剝がせば
忽ちに世界はバラバラのガラガラ
結局俺たちは何も実らせずに
疲れ疲れ果てて死んでゆくのだから
死んでから本番 いっそそんな気分で
でもそれもめんどいな 疲れ疲れちゃうな
へのへのもへ俺
揺れている世界で...俺グジット
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文字通り解釈マン
piaproに現る
「おいしい話」と言われたら 食事の誘いと思い込む
「たとえばの話」と言われても意味がわからない
「わかるでしょ?」と言われても さっぱりわからぬ顔をする
遠回しでは伝わらない
涙は流れる 今日も明日も
深読みをしないのが
この地球(ほし)で生き延びるための戦略(...文字通り解釈マン
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狙わない難しさを知った
おまえにありがとう
おまえにありがとうを
本当のありがとうを
てさぐりの日々が続いていく
一年巡ってまた始まる
色褪せた景色の中に新しい色を塗る
てさぐりの日々が疼いている
てさぐらぐらぐらと疼いている
色褪せた景色の中に自分の色を描く...てさぐりの日々
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「ひとりで生きてきたような顔をして」と
ひとりで生きてきたような顔をして言うのは
あなたも同じじゃないか
答えにならない理屈さえ
やりたいことの理由にして
後ろめたさを贖うため
優しくなるのは卑怯じゃないか
あなたは一歩先を行きたい人
だけど灯りも持たずに行く人
私は照らすことを許されない...恋の道標
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こだわりを捨てるなら 捨てられる範囲でね
自分についた嘘は涙じゃ流せない
カシスオレンジの色で おまえは涙流す
割られて名付けられて薄まった思いなど
流れ流れてゆくのさ
着の身着のまま 昨日も 明日も
人の波に乗るなら サーフボードはいらない
むしろ何も持たないほうがいい塩梅
ボロ雑巾の色で おまえ...カシスオレンジ