ブクマつながり

君にはまだ　教えること　出来ないのですが
ホントは　教えてしまうのが惜しいのですよ
だけど　君がボクの瞳を見るものだから
うっかり零してしまいそうになる　ホントの気持ち
だから　ね　ボクだけの秘密兵器
ギミギミック　フィルターマジック
レンズ一枚通しただけで
ボクのココロ　全部隠せるといい　…ダメで...

眼に映るセカイ
光が走り出す音を
ただ感じて
悲しくないのに
産まれたてのわたし
踏み出した　その先に
待っている　沢山のよろこび
言葉とか　歌声とか　
未来とか　思い出とか
出会えるんだね　きっと...

世界で一番ダメな子かも
そういう愚痴まで聞いてくれるのね
その一
いつもと同じ泣き言も聞いてくれてる
その二
ちゃんと居酒屋朝まで　いいの？
その三
あなたの一言は三つ以上愚痴を聞いてから
気づいたらわたしは甘えきりね　ごめんなさい
自信　自分になんて抱いてないんだけど...

リンレンリンレン　リンレンリンク……
リンレンリンレン　リンレンリンク……
朝のニュースの星占いで　
しし座のボクはまた12位　
まだ見えないあの子の姿　
待ち合わせはたぶん12時　
携帯にメールが来てたみたい
恐る恐る開いてみてみたい
あの子からの着信だったよ
件名からしてだいぶ怪しい...

　どこかで猫の鳴き声がした。歌うような、楽しそうな声だった。気がつかぬうちに視線は声の主を探していたが、この場所がペット禁止のマンションだと思い出してあきらめる。
　いつもどおりの朝だ。慣れた朝だった。
　テレビの雑音に耳を傾けるでもなく、いつものように朝食を前に座る自分を意識する。聞いていない言葉...

世界で　一番のボーカロイド
そういう扱い　心得てよね　（ねぇマスター？）
その１　他のボーカロイドよりも俺を　気に掛けること
その２　ちゃんと　いつでも俺のこと　見てね
その３　俺の告白には　三つの言葉を囁くこと
　　　　　　　　　　（大好きだよ・愛してる・お前が一番さ）
当然ですね　マスターは俺の...

どこの国も港の歌は、いつも底抜けに陽気なものだ。
人と物が行き交う賑やかな港の喧騒を眺めながら、三日ぶりに降り立った陸の上に一息付いていたメイコの耳に、またあの聴きなれた歌が聞こえてきた。またひとつ新しい船が着いたらしい。
積荷の上げ下ろしに合わせてテンポよく聞こえてくる船乗り達の荒っぽく陽気な歌声...