タグ:どくぜり
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東京、静寂に唾吐き 今日も満員電車にイヤホン
音が廻った ただ、静寂を掻き消すように
ひたむきな恋や友情は特にないんだが
焦がれるようにイヤホンのボリュームを上げた
協調性や自立心を求められ浮遊中です
最低限の自尊心でも生きるための必要材料
想像力で飛べるならあんたこそ本物の神様
何が歌いたいのかも...東京心象風景 - lyric
℃9
好転する筈なんてない
心にカビがへばりついてしまったのは
心の臓と脳 心の臓と脳
盲点だらけの人生
心のカビを嘲笑う人はいないよ
きっと、ずっと、そう。きっと、ずっと、そう。
愛が欲しい、愛が欲しい。
汚いものすべて燃やしてしまいたいよ。
歌を歌わせておくれよ 祈ってるんだ神様
不幸自慢でもいいよ...空理と空論 - lyric
℃9
夏の日差しが眩いようで 君の影が見える筈もなくて
泣いて喚いて叫び散らして 生きる意味なんて疾うに置いてきぼりだ
影踏んだら鬼だ そいつの負けだ
影踏まれないように 正しく生きなさい
不登校生 不平等性 不等高線の延長線上
夏と影踏み遊びをして笑ってる君を見た
不登校生 不甲斐ないぜ 俯瞰した屋上...かげふみあそび - lyric
℃9
掠れた声で歌を歌って おもむろにギターを掻き鳴らした
これでいいのかな これでいいのかな
悲しい事を書き殴って おもむろにノートを黒に染めた
これじゃ駄目だな
重ね重ねで 日々を捲って 変われ変われと言われ続けて
いつまでも大人になんてなれっこないや なりたくないや
先行く旧友が追い越して行くんだ...雲を縫って - lyric
℃9
退屈な毎日の中 私を生み出した
君は頬を濡らしては語ったさ
平均気温31.5度の夏の事
統計学的に世界が枯れてゆく
ミサイルが飛んだ 君を連れ去ってゆく
頭 引っ掻いていた
ハズレを引いた ばってん人生 蝉がうざったい
ちょっと待って 機械的心象
君を待ったんだ 今も ずっと待ってんだ
退廃的な風景...AIは愛と云う脆弱性を見つける。 - lyric
℃9
あなたは優しさをお持ちですか
僕にちょいと分けてくれますか 嫌だよ
優しさは弱虫の裏返しだから
また 透命少年だ
週末の朝 カーテンを開けた
そこに広がる都会の風景が
排気ガスまみれみたいで
とてもじゃないが凝視できなくて
六時半 コーヒカップ一杯分を飲み干したんだとて
砂糖の甘さを嫌うのは大人に...透命少年 - lyric
℃9
冷淡な少女を
忘れらずにいた
君は誰だろう
今も都会のど真ん中
凪いで 泣いて 息を吐く
少年さ
ふっとした瞬間に
目が合うような感覚
青春映画
宛ら僕の回想劇...Water Lily - lyric
℃9
最低な空 描いた
蝉がやけに五月蝿くて
炎天下 当然だ 笑った 笑った
最低な空とやらは
案外 容易い様で
炎天下 呆然だ 描いて 破いた
「何にもないね」って言って
「何にもないよ」って言った
八月某日の日記
君は嬉しそうに語った...ペシミズムの虚偽 - lyric
℃9
青春なんてほっぽかして
なにも謳わずに思考停止
そんな日々が続きました
否。そんな日々を好き好んだ
自惚れた曲が駄作らしく
拍手喝采で自己逃避だ
こんな日々は疲れました
否。こんな日々が現在進行中
嗚呼 生き急いだ少年少女も
いつかは自己を 愛せるのかな...カラシナ哀悼歌 - lyric
℃9
春と桜は同義だ
エゴと僕らも同義だ
幾千年と生えている
この桜も僕らと同義だ
欠陥した楽観的風景
憧憬の念を持ち 描いた
君の頭上に花弁 落ちて
揺らいだ春が それを浚ってゆく
日頃の行いが悪いせいか
桜は少々 散って止まない...花冷え - lyric
℃9
生き急いで 笑って泣いて
自分が自分じゃないとしって
君も同じ世界にいるんだろう
その黒い髪を揺らして
突っ立っているんだろう
白い肌を身に纏った少女
嗚呼、青い青春をなぞる
そんな 綺麗な人じゃなくて
嗚呼、黒い気体を吸ってる
きっと 君も何処かで...睡蓮は生き急ぐ。 - lyric
℃9
下を向いて歩いていた
空を見上げた方が気楽だぜ
周りはそう言うが
僕は相変わらず自己嫌悪だ
八月某日、絵を描いた
俄雨が通り去った空の色
自己評価は最低だが
その日 その絵が売れた
ハロー レイニー
空に叫んでは...ハローグッバイ俄雨 - lyric
℃9
ハイビスカスが咲いた 咲いたよ 咲いた
君の手にのった
君は微笑んでいた
冷淡な僕に言った
お前なんかどこか消えちまえ
愛想がないなんて言うなよ
これでも一様、人間だよ
優しい人間になるのは
難し事じゃないんだよ
ただ、感傷を塗りたくったままの...愛とて花咲く - lyric
℃9