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きっとこの蕾も芽も陽が当たる
母の真似事 指折り傾げた首 細めた瞼から見てた
宙を舞った 髪を肩切り下げた春
この街で草臥れた鐘も響き渡るでしょう
あなたの夢が花開くように
その背見守り ただ”大丈夫”と呪文のような言葉
いつかの幸せを祈っているよ
黙っている時間のあなた
脆く崩れそうだったな
派手...あなたへ_歌詞
カネコユウキ
7mgのタール 吐き出し思ったこと
あなたの匂いが邪魔をするの
白んでいった休日に
「つまらない」って 愚痴を投げた
嫌いになったコーヒーは
見えるたび切なくて
無造作だった吸い殻は 一人になって変わり果てた
幸せだった日々さえも 煙になって
消えていく
真夜中の愛はとても惨めで...Cigarette
カネコユウキ
あっという間の日々だ 移り変わる季節を巡り
海辺に住む誰かの 書き綴った言葉をしまう
ガラスのその便りの 震えていた文字をなぞった
拝啓 彼方様へ
生きることは難しいです。
夢だってないし、価値だってないし、意味だってないし、希望もない。
泣いたって今は同じだって知るよ、...ミギワマサリ
カネコユウキ
ヘイヨー ヘイヨー
分からないと答え探すけど
ヘイヨー ヘイヨー
触れるものは消えていった
二度と見たくない夢が 頭巡り真っ黒なって
夢を運ぶこの列車は 乗車出来ぬガラクタなって
行き先分からぬ黒猫 嗤うしわがれた老夫や
でたらめばかりあふれて 上の空日々嫌になった
平凡と呼べるくらい 取り柄の無い...パンドラと重ねて
カネコユウキ
綺麗に嘘をならべ流した 長い長いこの道に沿って
まだ見えぬ星に手を伸ばして 落ちる落ちるその雫が
歪な形繋ぎ合わせて 一人一人綱渡る日々
流されぬようにしがみついて 時が時が流れてゆく
決めつけた線路塞がった 檻に檻に囲まれるボク
与えられるえさ飛びついて 深い深い眠りにつくの
そう 愛を捨て...きれいな嘘と生きるボク
カネコユウキ
諦めの色を次第に見せ始めた
無駄だ こんなことなんて ふと雫が落ちた
溶けの秒針逆に巻き戻りだして 静まる呼吸 止まる細胞
過去塗り返して さぁ
ありふれてる物を「素晴らしいね」と褒めて
偏見ばかりの価値観をまた押し付けられた
貼られたレッテル正すことは難しくて
ここじゃないと偽ってはまた繰り返し...ペリトロペーの軌跡
カネコユウキ
廃線の線路ままに斜陽受け
置き去りの鉄くず 拾って投げた
嫌いと好きとは紙一重だとか
しがない戯れ言と 掻き消した声
浮かんだ波紋へ横たわるような
人間不信とつぶやいた君の
味方、敵さえも周りにいなくて
孤独の生き物「人間」だとさ
後悔なんて口にして それではい おしまいさ
引きずるだけのガラクタは...消える幸福影法師
カネコユウキ