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どう思考を巡らせても
今の僕は幸福の中にいて
いずれこの気持ちも
姿形を消し去っていく
ただそれに(今この手にあるもの)
怯えては(失うのが怖くて)
明日など(さらばこの幸福を)
来なくていい(あちらへ持っていこうと)
息を止め
地面に寝そべっては...Lyrics - souvenir

ユメユメうさぎ
僕の世界で君は生きた
僕も僕とて君と生きた
それが生きた意味にだってなっていたんだ
君と住んだ頃に取り換えた
LEDは切れかけている
グラスに二杯目を注いで
喉に流し込む
記憶を何度も味わってしまうのはただ
この恋の水がまだ
味を残しているから...Lyrics - アルコール

ユメユメうさぎ
慌てて送った仮の「ごめんね」が
わざとらしく思える
いくら言っても君は戻らない
分かってるのに
部屋の空気がやけに重たくて
胸に負荷をかけた
忘れ物など
ここにあるわけがないはずなのに
独りお湯を注ぐカップラーメン
いつもの味と戻らない部屋...Lyrics - カップラーメン

ユメユメうさぎ
最寄りの改札を抜けて
確かめた 濁る空
貴方と見た景色なのに
穴の空いた写真みたいだ
失うことくらい何度もあったのに
貴方がいたそのシーンが
僕の人生の可食部でした
少ないけどそれがあるから
僕は生きた意味があると言えるのです
世界を走る稲妻に...Lyrics - 可食部

ユメユメうさぎ
夜の空気の隙間を通り抜けて
ゆっくりドアを開いた
肌を刺すような冷えている空気が
部屋の中を満たして
ひとつプレーンのマシュマロを取り出して
楊枝に突き刺した
点けたコンロの火をじっと見ていると
思い出してしまうな
何かの拍子に帰ってこないか
ありもしない理想をただ...Lyrics - Brown

ユメユメうさぎ
ドアを開けたらすぐに向かって
リビングのソファに上着を投げ捨てた
それを聞きつけた君が寄って来て
いつもの通りにハンガーにかける
そのいつもの動きにさりげなく隠した
荒れた手のひらが
平気なふりしてみても
僕にはわかってしまうんだよ
僕ら二人に染み付いた
分かり合うための完璧な暗黙の了解...Lyrics - 暗黙の了解

ユメユメうさぎ
別れが来るのを隣で怯えていたこと
覚えてなどいないだろうな
「またね」の言葉が涙交じりだったこと
覚えてなどいないだろうな
せめて僕のことは
台詞が被った時のはにかむ顔
同じ空気を吸いながら放つ欠伸
どうでもいいことだと分かってるけど
忘れられないのは日々が愛しいから
忘れてしまうのは日々が愛...Lyrics - 満杯と忘却

ユメユメうさぎ
息を吸って吐いて
異状ひとつだけの身体
駅へ向かうバスの中
輝度を増した世界は
窓越しでちょうどいい優しさ
慣れていない証拠だ
夏草が揺れてる
嗚呼 僕の恋心が重なって産むハーモニー
聞き入ってまだ
幸福の最中に居ると知る ...Lyrics - 夏草と僕

ユメユメうさぎ
目の前に運ばれてくる
コーヒーに映るその目は
確実に僕のではない美しさを持ってたから
驚いて見上げた先の
仕掛けのなさそうな笑顔
血の気が引くような速度で
心が満たされる十時前
去り際に見せた
少し疲れのある姿
美しく現れたその表裏に...Lyrics - terrasse de cafe

ユメユメうさぎ
空の青に覆われている
僕はまだ夏に居る
土手を走る二台 並んで
恋の歌 口を滑る
漏れたかな 君への心
沈黙が二人を包む
野球帽を被る少年が
父親に球を投げる
あといくつ続くのだろうか
近況の報告会は...Lyrics - 文字に潜る

ユメユメうさぎ
放り投げられた 曇った空
隠す雨が頬を殴ってくれないか
歪んだ世界
居られたのは傍にいたから
「貴方を好いてみたけれどもう正直目も合わせられない」
なんて泣きながら 散々だ
念の為容器に入れといた
幸福の飲料 君の記憶
気づいたら飲み干してたんだ
お陰様で僕は脱水を起こしてくらくらりと...Lyrics - カラカラ

ユメユメうさぎ
子どもの頃夢に見てた
空を飛べる車はまだなくて
描いていた夢の一つも
叶えられない僕だ
僕と関係なしに今日も世界は回る
僕と関係なしにイベントは起こってる
何一つ遅れのない電車で居眠りして
駅を飛ばした
身体の外で起こるすべてを今
全身で受け入れなくちゃなあ...Lyrics - face to face

ユメユメうさぎ
あの子の言うことは
この世界の決まり事
外れたら生きていけないってさ
当たり前のことを
当たり前に出来ないと
いなくなった方がいいってさ
どこにもへばりついてくる世相
背負って歩くにも肩が疲れて
この世界で貴方が見つけた
それは貴方のもの 貴方のこと...Lyrics - MINE

ユメユメうさぎ
僕ね 次の土曜にね
やまに行ってね
でかい虫を捕まえるんだ
もしかしたら新種の虫が見つかるかもしれない
そして友達に見せて
凄いって言われて
虫かごでずっと飼うんだ
楽しみだな
二日前に車に轢かれて
叶いませんでした...Lyrics - やま

ユメユメうさぎ
わからないよ
わかんないんでしょ
この無様なドラマの意味が
終わりにしよう
ちょうどいいでしょう
あとは勇気の問題だよ
さあ
目の前には白色
かかとには黄色
クライマックスは赤色...Lyrics - 虹を見に

ユメユメうさぎ
あたし陰の魔物なの
いつからか寄生されてたの
他人に危害は加えないわ
抑えられなくなったら分からない
陰にいると落ち着くの
それなのにどうしても苦しい
誰か側にいてほしい
傷付けてしまったらごめんね
陰の魔物が蠢く
その身にバリアを張って...Lyrics - 陰の魔物

ユメユメうさぎ
雨の降る朝 湿気た部屋の
机に置いた手紙を読んでね
それに書いてることがすべてで
いや書き足りないかもしれない
貴方の変な困り顔とか
焦り散らかす仕草が見えるわ
分からないことがあったとしても
電話なんてかけてくるなよ
永遠なんて不確かなものをずっと
信じたのが間違いだったんだね...Lyrics - ノートブック

ユメユメうさぎ
辻褄合わすようにふと唇交わした
本当の正体に目が向かぬようにした
ベッドに染みついた愛と欲望のタトゥーに
違う香りを一つ 残したのは何故
スパンコールに胸が痛んで
気がつきゃ朝 気がつきゃ朝
常套句で気を休めてって
もうその台詞聞き飽きたわ
歪な言い回し 明らかになった錠剤
照らし出すサーチライト ...Lyrics - スパンコール

ユメユメうさぎ
今日が終わる 明日へ向かう
変わらぬ日常
今日まで頑張ってきたのに
明日もそうだ
何で何でこんな日々を続けなきゃいけないの
零れた心の声は日ごとに増えてく
どうにかこの迷路ゲームから抜け出さなければ
と考えてはみる
ワースト1位だけにはなりたくはないけど
これ以上の努力は難しいと思うな...Lyrics - Midnight Melancholic March

ユメユメうさぎ