タグ：女神

A
砂原(さいはら)の正義など
楼閣でしかなくて
壊れた剣はもう
重たすぎる
「いつでも側にいよう」
久々のヒトの声
眩しいその姿に
救いを知る
B...

迷えるジンギスカンに
女神の祝福さしあげましょう
さよなら京バイ通って
少しの間お別れですね
けど四面は楚歌背水の陣だって
さて右顧左眄優柔不断なんて
誠に不便な生活強いられて
苦痛を言葉にできずにいる
あなたに私が教えてあげますよ
女神と言うよりどっちかってーと...

　-緋き火に守られた、この国の風習-
　-七つの年を迎えた少年は-
　-一人森に隠れなければならない-
　　「この子供を森に隠しましょう」
　「これから13の季節の廻りを経て」
　「必ず貴方の助けになりましょう」
白き腕を翳した女
黒き髪の青の少年
　　嗚呼...廻る13の星は輝きて
　　嗚呼......

水面に映る　青い空
その空を手にとって見て涙する少女――――
誰よりも美しい涙を流し少女は泣いたのだった――――…
外に憧れを抱いた
目の見えない私には何も解らないだろうけど
それでも何かを感じたくて外へ出てみたの
ただ走ってみた
ただ叫んでみた
それだけで十分だった
ああ、神よ…　何故私は目が見え...