タグ：朝比奈まふゆ

望まざるとも与えられていたものが
流されるままの人形は受け取れない
苦しいとは思うのだから情はあるの
それぞれの自己に依存したイメージ
置き去りにして先端医療を開発せよ
ここから積み上げていきたいけれど
立ち塞がるのは知りすぎたシステム
ただ面白くもないと投与する拮抗薬
インペタスになり得ないと思う...

少女はある日
黒い扉をくぐる
その中の人達は
とても優しい人達の集まりだった
だけどそこはとても変だった
人々の話を聞くと
人に裏切られた人ばかりが
集まった街
そして
Kill….されたと...

宵崎奏は深夜帯で作業をする。
あ、こんにちは。お茶の間と申します。
誰もいないセカイに来て早1ヶ月。
もう作曲やら作詞やらの作業は全てここに寄ってやっている。
結構ここ静かでいいんすよー。
いつもヘッドホンで作業しているんですけど、ミックスの時はスピーカーでやりたいんでここに来てやっていr…
クイッ...

存在証明は大変だ
私という存在は
どうやったら証明できるだろう？
自ら声を上げることか？
実績を積み上げることか？
他にも方法はあるけど
確実なのはなんなんだろう？
己で主張する？いや
誰かに認められることだ！
たとえ殆ど認められなくても...

音を奏でる。
私は音を奏でる。
間違えないように、温めるように、
そっと、やさしく。
『今回もさすがです！！』『やっぱり神』『耳に残ってしまうメロディ』
みんなコメントを残してくれる。
その中で気になるものがあった。
『あなたの曲で救われました！』
そうコメントを残っていった人がいる。
しかしあの人...

ああ人生無常軽薄残酷
みんななんでそんなのなの？
やってられない雑踏の中
楽しいことなんてなにもなかった
感じる事なんて
出来るわけない
なにもわからない
明日って何？
人間の存在すらも
もう無意味...

また空が灰に染まってしまう
それでも笑っていいかな
誰よりも特別な私は 花瓶に咲く花みたいに
愛されて持て囃されて 飾ることは慣れたものね
どうしても幸せな私に 悩みなんて嗤笑ものね？
微笑みは嫌というほど纏わりついて
人並みに普通な私のことも ちゃんと見てほしい
貶しても 突き放しても 消えてくれ...