タグ:林檎売りの泡沫少女
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~第6章~
笑顔の世界
私は彼が作ってくれたスープをベットの上で食べていた
そういえば彼はどこへいった?
気づいたらいなくなっていた
私はとても不安だった
もしかして、またひとりに・・・
嫌だ
もう一人にはなりたくない
せっかく会えた・・・大切な人・・・...林檎売りの泡沫少女~第6話~
皇?蜜
~第5章~
希望
私は目を覚ました
ここはどこだ?
窓辺では鳥たちがさえずっている
私は寝ていたベットから立ち上がろうとした瞬間
部屋のドアが開き男の子が出てきた
その時私は全て思い出した
彼の名前はサウル・ノヴァーリ
昨日彼がお菓子を食べてくれて...林檎売りの泡沫少女 第5章
皇?蜜
~第4章~
呪い
私は今日も街でお菓子を売り続ける
絶対に諦めない
だけどいつもどおり
誰ひとりとして私を見る人はいない
みんな通り過ぎていく
この賑やかな街のすみで一人寂しくお菓子を売っている私を
気づく人はいない
どうして?...林檎売りの泡沫少女 第四章
皇?蜜
~第3章~
勇気ト幽鬼
私は毎日このお菓子を時計塔の街までお菓子を売りに行っている
幸せをこの手でつかむため・・・
今日は夜なべでお菓子をつくっている
いつもより、一手間かけてつくっている
今回は赤い実のジャムの中に少しだけハチミツを入れてみた
味見をしたけど結構いけるね
私は座っていた椅子...林檎売りの泡沫少女 第三章
皇?蜜
~第2章~
時計塔
La~La~La~♪
今日はなぜにか機嫌がいい私
歌いながらこの湖畔から街まで歩いた
この湖畔から街まで結構遠い
それに通り道には昔テロに襲われた廃村がある
テロ事件からこの廃村には誰も足を踏み入れたことがないとか
そんな怖いところに一人で入ることもできないから
私はい...林檎売りの泡沫少女 第二章
皇?蜜
~予章~
遠い遠い時の果、そこに住まう人たちは、永遠の命をもつ世界での話
あるところに赤い実のなる木の下に、一人の少女が生まれました
その少女には、生まれつきの呪いがかけられ、街の人々はみな、その少女を恐れ入ていました
その少女の呪い・・・それは・・・
~第一章~
...林檎売りの泡沫少女 予章~第一章
皇?蜜