タグ：難解

快哉と囃し立てる　弁舌　胡乱極まれり
玲瓏と偲ばせる　恭順は懲罰ね
隠遁したいくらい　卓抜　認めずに愁眉
意気阻喪馘首して　窮乏しないから
招聘できない遊山のつもり？　沈思黙考してみなさい
志操の挙止が悪罵ならそう　ちょっと賢慮足りないわね
軽挙妄動　極悪非道　外から見たらわからないわ
軽佻浮薄　思...

手に入れたはずの幻想を
僕らはまだ追っていた
信じなければ本当にはならないと
だから必死で
捕まえられると影を追う
全ては陽炎の罠
確実なものなど一つもなかった
それなのに僕らは
引き寄せられるように
飛び込んでいく羽音...

朦朧とする　感覚に　快楽を覚え
不健全だと　言葉には　溜息に近く
見慣れない　情景は白く　染まり始め
足し引きされた　弱い足場と　妥協を見てた
歌うたいの鳥たちの群れを　こうして見送った
少しずつ忘れてゆける　光
枯れてゆく　花たちの孤独　愛おしく思って
手を振って　繋いでゆける　未来、未来
ひび割...

青い光に包まれて 鳥は羽をもがれて
高層ビルの硬い匂いが鼻をつく
イヤホンから流れる流行りの音楽は
全て悲しい声で消されてしまった
愛の景色が見えないの
足元の暖かさが 小さな光へと変わり
この手の黒い頑丈な意志は 時に優しさにだってなれた
そう 永遠などないのだと訴えるかのように
噴水の水が赤くな...

いつも強く願う
刹那を、一瞬を、永遠に
逢える回数は多いのに
時間は短すぎて
神様、もしいるならば
わたしをあの人のなかへ
放り込んでください
だけど、
奥深い底に沈むのは嫌だなんて
わがままかしら...

淡く、最上の天飾。
寒く、最終の時刻。
強く、握りしめる基盤。
隠る、二進法の招待状。
「逢いたい」
弾む白。黒に広がる。
遅れてきた君の、
迷うことなく告げる二文字。
星が疼く。声が揺れる。夜が果てる。月が傾ぐ。君が塞ぐ。
重なる、解けた、七色。...