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さあ集まれよ 酉の刻
響く声は 誰に向かう
釣瓶落ちる その際に
意外に淡い 羽根が舞う
壁を叩く夕立が 影を連れて網戸越し
面(かお)を西に 十字を挿し 折れ桜へ降りる
幾重に格子 茜を捉え 目蓋を刺し
点滅 伸ばされた 手は落ちてゆく
お天道様 もうお帰りで
暮れ時の貴方は 手指の御簾より 覗わ...電上鳥 歌詞
ピュマ
歪んだ視界 響くのは雑音
空が赤へ変わるときに 一片(ヒトヒラ)の光は地に落ちた
何が駄目だったの?
虚空に問うても 答えは無(ム)
ただ紫陽花が咲き誇る
一人佇む 駅のホーム
貨物列車 滑り込んでくる その瞬間(トキ)に
手にした携帯投げつけて
文字からの解放 如何かしら?
狂ったように笑うワタ...紫陽花
龍月蒼汰