DK-WORKS

いつからだろう？
見失うものばかり
胸がもやつく
空回りの毎日
頑張るだけじゃ
報われないから
不意に立ち止まった
どんな英雄（ヒーロー）でも
時には躓き時には俯くはずさ
完璧じゃない僕らを...

夢を見たんだ
何かが終わる夢を
頬を伝わる不確かな温もり
夜に怯えて
眠れない日もあった
寄り添うだけじゃ
孤独は拭えなくて
永遠なんて在る筈もないから
高鳴る胸のこの心音でさえ
当たり前の様な日常に絆され...

生れ落ちた日から
どれだけの月日を越えてきた？
泥塗れのこの足で
時に躓きながら
時に傷つきながら
生きているその意味に
気づけなくて
ナミダノキオク
拭ったその先に見える景色
あの日、諦めかけた夢が...

朝の陽射しに急かされて
寝ぼけ眼(まなこ)で空を見る
履き慣れた靴　変わらぬ街
何かが違うそんな予感
季節は巡る　止まることなく
想いも迷いも連れ去って
幼過ぎたの　弱い自分を
そっと胸に抱いて
今、目の前に続く未来を
戸惑いながら歩いてゆく...

鉛色の空　一つ二つ　舞い出した雪に
吐き出した息が白く濁った
悴んだ手には　握りしめた大切な想い
何度傷つけば強くなれるの？
凍えきった心じゃ
描いた未来も遠すぎて
いつしか不安になってしまうけど
白く光る銀の世界
君が想い描く世界
きっと今は気がつかない...

涙拭いたらいつもと違った
色鮮やかな景色が見えるから
叫んで嘆いて気付いた頃には
雨上がりの青空
ちょっと不安になっても
何度落ち込んじゃっても
きっとねそこには
何かしらの意味があるから
俯かないで怖がらないで
前だけ見つめて...

懐かしい声が僕を呼んでいる
"ずっとここにはいられない"
孤独に怯えて踏み出せずにいた
もう、迷わないと決めた
世界は色を変えた
未来は直ぐ目の前にあった
感じてるよ胸の鼓動を
目の前に広がるNew World
その手を伸ばして
掴み取れ遥かな自由を...