shaker

繰り返されてゆく　 流れる血のニュース
間違いばかりの　世界の選択
大切な人を 守るための武器を
この手に抱え　振りかざす日々を
それでも生きてる　（悔しさ抱え）
立ち止まることも
許さない世界がそこにある
涙流せ　（笑顔を見せて）
こんなはずじゃない
小さな願い抱いて...

広がる未来がそこにはあると
微笑みながら歌う少女たち
喉を切られて吊るされる姿
無機質な白昼夢
目覚めれば人の姿ばかりが
車窓に揺られ　うなずいて見えた
夢と現がないまぜなまま
眩しい光　目を塞ぐ
逃げ場を知らない小さき命たち
今日も手のひら眺める...

【A1】
真っ赤な　落ち葉が　踏まれて　バラバラになったよ
きれいは　きたない　よごれた　ゴミになってしまう
【B1】
壊れたものは　見向きもされずに　まとめて　燃やされる
【サビ1】
私を　抱きしめて　すべてを　投げだして
見えない　未来たち　今だけは　忘れなさい
涙を　ぬぐったら　はっきり　見え...

もっと早く走れたならと　毎日思い続けても
僕は僕のスピードで追いかけるだけ
きっと早く走れないんだと　日々諦めていても
僕は僕のスピードで追いかけるだけ
君と交わした約束は　断崖へ僕を追い詰めていく
もしかしたら　一歩踏み出すかもしれないね
迷いや嘘や敗北感を捨て去るために
さよならも...

君がいない朝は
僕は拳を握る
爪が刺さる痛みは
言葉では示せない
桜色に染まる町に
埋まる冬の記憶
握る手には白い花の
香りだけが残るから
別れは告げない
寒い季節が風に流れ...

まるでこの世界が
僕の目の前にせまる
天井だけで
終わってしまうかのような
感覚を覚えながら
ひとり
まるでこの世界が
僕の鼓膜を揺らす
テレビの音で
終わってしまうかのような...

夏のかげろう　君の姿
夜の帳（とばり）は　ぬくもりを消す
夜に光を奪われても　手探りで
探すわ　君の手を
君のために歌うように
あの子には歌えない
風のように消えないでね
私の歌
浮かぶ雲を　見つめながら
手を伸ばして　空をつかむ...