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紫色(しいろ)の風が舞う 少女を乗せて
遠退く大地に 僅かな別れを
頬を叩き赤くするは
産まれ続ける強き命
流してきた悲しみは
今はもう見えぬ
舞え もっと 天(そら)高く
希望の紫色よ
鳴け さあ 未來を
導くために...

切り裂く叫び その声は誰
嘆き悲しみ渦巻く感情
続く赤いその歴史
作り上げたのは傲慢さ
洗い流せぬ憎悪に染まり
声圧し殺してうずくまり
この目にうつる世界を消して
強く 強く 誰に願う？
赤い願い叶えてあげる
優しい囁きは悪魔から...

光求めて歩き続ける
どこまでも続く闇の中を
何時かこの身に
光があたりますようにと願いながら
畏怖に　恐怖に　悲しみに
溢れる哀しきこの世界
それを憐れむ神様が
この世界に私を生み落とした
どこまでも続く暗闇は
人が生み出した混沌で...

名前を下さい
貴女（あなた）を忘れぬために　今生まれたこの私に
名前を下さい
光溢れたこの世界を　貴女の代りに見続けるから
光の失われたこの世界
貴女は神に産み落とされた
どこまでも続く闇の世界
貴女は光を求めて歩き出す
友と　仲間と　出会い　別れて
喜びと悲しみを感じながら...