紫色(しいろ)の風が舞う 少女を乗せて
遠退く大地に 僅かな別れを

頬を叩き赤くするは
産まれ続ける強き命
流してきた悲しみは
今はもう見えぬ

舞え もっと 天(そら)高く
希望の紫色よ
鳴け さあ 未來を
導くために

紫色の風と共に 少女は歌う
どこかに居るだろう 少年に届けと

寂しさ携えた瞳(め)は
強い意志が込められて
名を得た約束した
そのために歩む

轟け この歌よ
風を揺るがし
一人で歩き続ける
少年の糧となれ

舞え もっと 天高く
希望の紫色よ
響かせ 届けるは
僅かな希望の唄

紫色の風と共に 少女が翔る
少年は天見上げ 穏やかに微笑む

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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希望の唄

暗闇に支配された世界に光が再び大地に降り注いでからの物語。
紫色(しいろ)の風と呼ばれる竜と、竜と共に旅をする少女が死の淵にあった時、見知らぬ少年が助けてくれた。
竜と少女はその少年に礼を言う事も出来ずに別れてしまったため、天高く舞い上がり、そこで希望の唄を歌った。


※本作品は、「ヒカリノアナタ」「カゲノキミ」「希望の唄」と世界観が繋がっている作品となります。

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投稿日:2010/10/26 19:46:12

文字数:284文字

カテゴリ:歌詞

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