『らら・らいらいら（仮）』（応募作品）

A1
マトゥリモニウムは真夜中
駆け引きは常識はずれ
太陽も月も仲良し
您好してる！

『Seaside Re-decide』

焦がれた街並み
電車が過ぎてく
あの日は溜息
混じりの雲に揺れた
夜空に浮かぶ月は僕ら

『Hermit』

寝かしつけるように　優しい言葉で愛を説く
その横顔　眩しすぎて遠く見つめてた
僕を君は連れ出した
手から伝う熱が冷めない
柔らかな光　すべての者を包むように

『さんざめきの空（仮）』（応募作品）→『red berry』

A
さんざめく太陽
体中巡って
新しい何かが
始まりの予感

『おわりのうた はじまりのうた』

色は匂えど瞬く季節は巡り　もう
ふたりの物語にも終わりの時がくる
微笑い合って繰り返した日々も
描く未来も　今は虚しいだけ
錆びた楔　かかる重みが

『廃墟遊園地』（応募作品）

1A
月が誘う　Wonderland
君の最後の願いを
急ぎ夜汽車へ乗ったなら
僕は指差し笛吹く

『White Knights　Wedding』（応募作品）

1A
時間を失った世界は
祈り捧ぐ光も　冷たい
1B
夢さえみられない時代なら

みずいろ　テイクオフ

どこまでも　高く高く
舞い上がる　未来の翼になれ
見下ろせば　君の軌跡
何よりも　強く輝くから
流れいく　あの雲を

『ココロホシイヨ』（応募作品）

A
ココロガホシイヨ　いつからだろう
ココロガホシイヨ　そう思うのは
高度な計算ならすぐできる
無謀な望み叶う確率も

『壊れおもちゃの夜行進』（応募作品）

S
暗闇の隙間から
覗く星空
見上げ　とても綺麗ね　だけど
ここはどこ？　ひび割れた

『夏の始まり』（応募作品）

A
木々抜け呼び覚ます朝の日差し
微睡みの季節にさよならして
急かすよに鳴いてる蝉の声が
僕を誘う　また夏が始まる

『Last Stage』（応募作品）

A
憧れてた　この街さえ
今はもう日常
時はすぐに塗り変えていく
A

『恍惚と彗星』（応募作品）

星が流れて　闇夜に消えた
残るラインを　指でなぞった
濡れた心に　触れた温もり
今も確かに　感じれるから
ただ空眺めて　終わる日曜日

『うみねこ旅愁』（応募作品）

ふらりふらりと　舞う蝶の
辿る背中は　泡沫と
長く伸びた足跡に
まだ信じてた　あの逢瀬
別つこゝろだけ置き去りに