もっと見る
投稿作品4
もっと見る-
黒い夜、外郭の掴めない嘘の安寧
手を伸ばすと暗闇に吸い込まれて
落ちていく身体をとどめることはできない
心音は止まない
高まり続けて息も出来ない
キライといい続けて逃げた世界も
孤独を抱いて纏わり付くから
呼息を漏らす唇は干乾びて終い
肺の音は赤く暗く
知らない間に肥大してもう見えない...***
-
嘘を吐け
そんなはずないじゃないか
あたしは無力で何もできずに
断崖から吹きすさぶ風に怯えてる
吐き気がする程嫌いな何かを
打ち捨てる様に叩き付ける様に
首を絞める手に力を込めても
笑っちゃうくらい何にも変わらない世界だ
こんなんでいいのかな
ねえ誰か教えて...***
-
私は確かに愛していたと
嘘の上の嘘にまみれて
なにもかもが分からない
苦し紛れに纏う装飾華美な洋服(ワンピース)も
私を守ってなんかくれなくて
会いたいよ 会いたいよ
声が枯れても心が枯れても
願うのはただそれだけで
幼い私にできたことなんて
ただいかないでと叫ぶことくらいだ...イントレランス
-
裸足の足は冷たく凍って
傷だらけの肌を隠すこともできず
角笛を抱えて歩くのは
神様が僕にそう言ったからだ
乳と蜜の流れるそこは
奇跡のような場所で
歩け 歩け 足は氷の様だ
たしかに覚えている光
だけど一体何ができるだろう
何もできない小さな僕に...エティエンヌ