嘘を吐け
そんなはずないじゃないか
あたしは無力で何もできずに
断崖から吹きすさぶ風に怯えてる

吐き気がする程嫌いな何かを
打ち捨てる様に叩き付ける様に
首を絞める手に力を込めても
笑っちゃうくらい何にも変わらない世界だ

こんなんでいいのかな
ねえ誰か教えて
あたしの答えは輪郭を得ずに
浮遊する思考、腐敗する指先
世界中見渡した気分で
殴りつけたのは小さい頃から
愛していた人形のからだ


知らん振りを決め込んで
嘘を吐くことに慣れてきたあたしは
誰かに愛されることの意味も
愛することの意味も
見失って傷だらけの腕は
世界の外郭、すべての象徴
そう言って涙のかわりに
ナイフを突きつける白いモノ

こんなんでよくないよ
分かってるよ知ってるよ
大人になれない絶望に溺れて
子供の心は息も出来ない
世界中見渡した気分で
またあたしは悲鳴を上げながら
繰り返し繰り返し

莫迦なことばかり変わらずに
ナイフを突きつける、白いモノ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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閲覧数:38

投稿日:2013/05/01 13:37:35

文字数:417文字

カテゴリ:その他

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