気まぐれに投稿していけたらと思っています。鏡音さん溺愛。
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投稿作品3
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風に遊ばれるカーテンの隙間からオレンジ色が幾筋もの光の道を作り出す放課後の教室。黒板に仲良く並ぶ白いチョークで描かれた嬉しくもあり忌々しくもある同じ名字。ふざけて誰かが書いた括弧の中の名詞にふっと笑みが浮かぶ。
「……そうなりたいもんだ。」
自嘲混じりに空気に言葉を溶かす。相変わらず白紙のままの日誌...*エアリアルスウィング*
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気がつくと僕は仄かな灯りが降り注ぐだけの廊下に立っていた。見覚えのあるその通路を歩いて行くとやはりその先に見覚えのある扉があって。少しだけ開いた隙間から室内の明かりが廊下に漏れているその扉。聞こえてきたのはリンの声とそれから何故かよく知った声。胸騒ぎと違和感を抱えつつ扉を押し開けば。
……その先に映...*恋々淪落~cling cling go to the dogs~*
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「乱していい?」
それは唐突に片割れの髪弄りごっこタイムの最中に僕が言った台詞。ブラシをかけていたリンの手が止まったのが振り向かずとも感覚で解った。うーとかあーとかたっぷりと思考の間を持った後、彼女が出した答えは。
「だめだよ、今から結ぶんだから!」
「や…、髪の話じゃなくて、」
思惑通りの誤答。途...*hairsbreadth*