上條ほとりの投稿作品一覧
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路地裏を通り抜けて お宝を探して
ガラクタが腕の中に 溜まり続けて大雨
暗闇の外側には 居場所なんてない
零れてる窓の明かり 少し滲むアスファルト
月の光は少しだけど 魔法の力がある
愛を語った道化師さえ 嘘吐きと 嘘吐きと罵れない
恋人インスパイア 最後まで騙すなら
もう気付かせないで欲しい ねぇ...恋人インスパイア
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荒野を行く人が 夕暮れに重なる
長く伸びた影は 未来へと続く
風に揺れる花の 強さに負けないと
何も言わないまま 飛び出したけれど
君にも見えるかな 果てなく広がる空が
遠く遠く離れても 同じ世界に生きている
歩き続けるなら いつかは交わるだろう
伝えたいこと いつでもここに
君を想う旅 寂しい夜に...君を想う旅
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白い息闇に溶けた ネオンは煌くけど
心まで照らせないね 鼓動が響いてる
どこまでも広がる街並み 雑踏に今は身を任せてみる
だけど満たされず 夜空を見上げた
柔らかな雪がここに ここに降り落ちる
紫に染められた雪 私はもう独りじゃないから
涙さえ結晶になる 何かが変わる気がして
私は歩き出す
アルバム...Purple snow
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ひどく蒼い月が昇って 夜の闇を照らした
声も出せなくて
鏡写しで背中合わせの二人なら
ほら 何があったかすぐにわかる
手と手繋ぎ歩き出せると 語り合った絵本は
破り捨てられて
廻る速さも選ぶ扉も違うなら
もう 常に触れ合う術もなくて
それでも あなたを捜して
行き場のない寂しさを癒したい...太陽と月のストーリー
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光と影の隙間に巣食う 物足りないヒトの劣情
口にするのも煩わしい 夢・愛・涙と笑顔
鏡の向こう爪を研いで 私のことを狙ってる
二人を繋ぐ扉のカギ 回すことさえ怖くないよ
叫んだ 叫んだ それは私じゃないと
叫んだ 叫んだ これも私だと
叫んだ 叫んだ みんな私じゃないと
叫んだ 叫んだ どれも私だと...Screaming
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湖のほとりで 密やかに佇む
揺れ動く水面は 悲しみを映して
影が蠢いた
さあ始まるよ みんなおいで
真夜中秘密の舞踏会が
踊り踊れ ダンスフロア
満月傀儡がヴェールを纏って
涙の音が ほら 響いてる
大勢の大人は 貼り付けた笑顔で
一輪の花には 目もくれず囁く...秘密の舞踏会
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そうだよね 気付けばいつも
君だけが 隣にいたよ
長すぎる トンネルの中
いつまでも 繋いだ右手
夕暮れの 景色に染められて
染まる頬 隠してくれたんだ
大切なもの いっぱい見つけたい
宝箱の中 納まりきらないほどに
交わした言葉 ひとつひとつが
心に想い出を残すの...大切なもの
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流れる星の海泳いで 揺るがぬ真実を求めた
偽り続けてたことにも 理由があるんだと信じて
輝く視界でも暗がり見つけたら
飛び出そう 地面蹴って加速度つけて
未来へのカタルシス 笑顔を見せて
希望なら すぐそこにある
躊躇いを捨てたなら 翼を広げ
リンクしてる心が 闇を裂いた
どこかに忘れてた想い出 急...未来へのカタルシス
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世界を白に染めるには 寒い季節を抱き締めて
この手を引いてくれなくちゃ そっぽを向いて拗ねるから
みんなが待ち望んだ 景色だけは届けたい
でも胸がモヤモヤして たまに意地を張ってみたくなるの
ねぇ気付いて欲しいんだ 白銀ドロップス
降り積もる永遠に
ぜんぶぜんぶ本当の 気持ち刻んだから
あなたの中に...白銀ドロップス
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ピアノを歩く猫が紡いだリズム
視線は釘付けで息もできないの
アナタはおもちゃ箱の中で踊る
両手で操られ無邪気に笑うよ
ネオン輝く夜に 明日のことなど忘れて
生きてる人に 恋焦がれ後を追った
カボチャの馬車に靴とか めくるめく日々に酔いしれて
0時過ぎても気付かず 過ち犯した愚か者
散らかしたおもちゃ...約束のシンデレラ
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帰り道歩いているだけで
愛してるつもりになってた
かじかんだ指先に触れられずに
雲間から射す光消え行くだけ
広げた傘 払った手に 落ちた涙を見つけたら
大事なこと 思い出して
冷たいのは雨じゃなくて 自分だと気付いた
コトバひらり ひらり宙に舞って
地に落ちて 心が染みてく
閉まるドアの向こう 目を...コトバひらり
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雪が降るこの街は 人々の星が輝く
耐え切れず見上げても 月明かり表情隠せず
私は居場所を捜し続ける
優しい笑顔 満たされてた
どうして君は もういないの
あの日の夢に うなされて
逢いたいと
何もない毎日は 何もかも曖昧にする
生きていることさえも 濃い霧が真夜中隠して
私の居場所はここにないのね...優しい笑顔に、さよならを
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そう 地面に触れては溶ける雪
優しさに触れることを拒むみたい
もう 言葉は頼りにならなくて
伸ばす手の指の隙間 愛が落ちる
どうして君の事を 傷つけ苦しめることに慣れていたの
あの日に抱いた温もりは 今もここにあるのに
雪は踊る 楽しそうに
ゆらりゆれて すぐに滲む
人がもしも 永久を得たって
誰も...雪は踊る
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揺らめくネオンで 夜の帳に気付いたの
君のこと捜して歩く 足取りは重く
満月が隠れて 心に暗い影を落とす
ただ逢いたい 素直な気持ちが 涙へと変わってく
忘れない 君と過ごした記憶と 何も言わずに寄り添えば
何かが見えるの? 許されるの?
叫びは空しく響く
ただいまと いつも温かい声を 迎えた部屋は...君と過ごした記憶
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人はいつも前に進んで
周りのことが見えなくて
そしていつか空を仰いで
気付いた時に悔やむんだ
夢を追うのが正しいのか 諦めるのが正しいのか
答えなんてないけれど 君が本当に大事だから
忘れるなんてできない 共に過ごした季節は
涙の海原越えて 大きく花開く
このまま生きて行ければ 曲がりくねった軌跡は...忘れるなんてできない
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夕暮れの街を 独り歩き続けてると
懐かしい色が 胸をいっぱいにするから
あなたが待つ家に帰ろう
ケンカした後は とても右手が寂しくて
張り詰めた糸が 音を立てて切れたみたい
頬を伝う想いのかけら
こんなに温かな気持ちになれるよ
素直に言えない私を包んだ
あなたの両手がいつもここにあるから
私は生きて...あなたの両手
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春の暖かさで 冬の冷たさを知る
愛した思い出は 深い傷を残した
毎日書いていた 君の日記の中は
懐かしすぎるから 滲んで読めないけど
零れ落ちた心の雨 やがて虹になる
背中を押す君の声が 聞こえた気がした
ここにいるよいつの日も 風が連れ去る何もかもを
一つずつ拾ったら また新しい夢が生まれるんだと...ここにいるよ
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いつか別れがくると 心では解っていても
納得できない自分が 嫌いになりそう
あの日交わした言葉 色褪せてしまうよう
届かないその背中 頬を伝う熱い涙
いつも夢や希望を 私に話してくれたね
君が呟く「さよなら」が 震えていたから
引き止めることもなく 二人は離れたけど
私と過ごした日が 君の糧になれば...熱い涙