humptyegg

走り抜ける時計の街
黒い影の執行人
彼の名前を知ってるかい？
ジャック・ザ・リッパー
罪を狩る者
法で裁けぬ罪人（ざいにん）達を 裁いて回るが彼の仕事
紅いジュースを飲みながら
ニタリと笑うカボチャのランタン
ビックリ箱を引きずりながら
哀れな子羊に贖罪を...

肌寒い街角
暗いビルの海と
色のない人々
私もそのひとり
ただ　ただ
無意味に生きているのは
何も感じてはいないから
何故？それはいけないことなの？
だって　ただそれだけなの
虚無とモノクロ...

ぽつりぽつりと灯る火に
闇に浮かぶはまぁるい輪
籠の中の鳥は　いついつ出やる？
夜明けの番人何処(いずこ)へと
ぐるぅり囲んだ童(わらべ)の中に
かごめかごめとしゃがみ込む
我等が謡うは　かごめかごめの哀傷歌(あいしょうか)
廻れや舞われ　回れやマワレ
囲め(かごめ)囲めの童の歌は
出れぬ私を何処へ...

【～イントロ(4小節)～】
【１(1サビ)】
おめでとう　おめでとう　大切な日
この僕から君に贈る
はっぴーばーすでぃの歌は
心から僕の「おめでとう」
【２(Aメロ)】
大事な友達　君に
言いたいことがあるんだよ
君の大切な日に贈る歌を...

本を開けば　繰り返される物語(ストーリー)
何度も何度も　終わらないおとぎ話
私を助けに来るのは　王子様なんかじゃない
「気を付けて行ってらっしゃい」
ママのお決まり
いつまでも、助けを待っているだけなんて
そんなの面白くないでしょう？
バスケットの中には甘いお菓子と
ズシリと重い　鉛玉
ねぇ、おば...

在りし日の思い出は過ぎ去りし刻（とき）
揺う（たゆたう）月眺めるは幾度めなのか
幾度も同じ月を繰り返し見ては
輪廻執着（りんねしゅうちゃく）を繰り返すのでしょう
貴方を亡くしては
私だけが
何故繰り返す
悲しいこの連鎖
貴方は覚えてはいないこの出逢い
繰り返すのはもう幾度目なのでしょう...

さくら さくら 咲き誇れ
嫁いだ先の大店（おおだな）で
咲き誇るは 桜の樹
大きなお庭の片隅に
咲き誇る 雪の華
不幸な娘と嘆くのは
行方知れぬ 愛し君
姿が消えて 早幾年（いくとせ）
それでも私は待ち続ける
さくら　さくら　咲き誇れ...

さぁ行こう
僕は走り出した
手にしたのはペットボトルと
あとは汚れたスニーカー
変わらないのが嫌なんじゃない、変えられないのが嫌なんだ
僕は走り出した
ボロボロのスニーカーを履いて
転んだって、起き上がればいい
靴ひも結んだら、また走り出せるから
さぁ行こう...

君はいつも私のうしろ
私のことを見守ってくれる
君はいつも私の前で
手を引いて連れてってくれる
どんなときだって　ずっと一緒
いつだって　ずっと一緒
夕日の影踏みいつまでも
君が見えなくなるまでずっと
どんな時だって私たちは一緒
この時が続くと信じてる...