さくら さくら 咲き誇れ

嫁いだ先の大店(おおだな)で
咲き誇るは 桜の樹
大きなお庭の片隅に
咲き誇る 雪の華

不幸な娘と嘆くのは
行方知れぬ 愛し君
姿が消えて 早幾年(いくとせ)
それでも私は待ち続ける

さくら さくら 咲き誇れ
私だけを守っておくれ
さくら さくら 誰も知らぬ
私だけの 秘密の華


愛しい人よ彼(か)の人は
行方知れず土の中
ぽたりと落ちるは血の雫
満ちていく 死の香り

私のあの人 その行方
さくらとなって咲き誇る
最期に映す その瞳
咲き乱れるのは 狂気の香(か)

さくら さくら 咲き誇れ
あの人の血 吸い上げて
さいた さいた 愛し君
燃えるような 血染めの華


濡らした袖の その奥で
不敵に笑う 私の笑顔

だって愛するあの人は
これで永久(とわ)に 私のもの


狂った私のその瞳
貴方だけを映し出す
最期の貴方 見えたのは
涙を流した 貴方の眼(め)

さくら さくら 咲き誇れ
あの人の血 吸い上げて
さいた さいた 真実は
何もかもは 私だけの・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

書き直してみた。
つまり再びヤンデレ←

閲覧数:133

投稿日:2009/10/29 22:08:10

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました