藤宮はづきの投稿作品一覧

A
この世に生まれたことを最大の
不幸だと仮定したとしてさ
間違いから始まったこの世界
どれだけ好きになれると思う？
A
間違っているだけならまだ分かる
その上嘘も混じっているし
そりゃ嫌いにもなるし頑張れない
あがいた結果はどちら側？...

A
模倣をなぞる人生も
よくある結末へ向かう
自分の真上　見つけたら
眩しすぎて気が気じゃない
A
お利口さんに纏めても
優等生とは呼ばれない
ベッドに沈む自己嫌悪
少しだけ夜を延ばした...

Ａ
いつも誰かと比べられた
優劣をつけられた
まるで首輪の様な時計
気付けば追われてる
Ｂ
同じ事をして
空いた謎の距離にイライラしている
汗にまみれても
誰かが褒めてくれるなんてないから...

Ａ
いつだって本物を探してる
どれか分かっている訳でもない
だから大事だと思い込んだ
手に入れたら変わりそうだけど
Ｂ
振り向いても大したことはない
変わらない景色が同意する
他人の羨ましい所は
２１個なんかじゃ足りない...

Ａ
一生懸命解いてみて
行き詰るまでは頑張って
でも一番分からないのは
なんでここまで考えたの
Ａ
明らかにやりすぎてるから
何してくれてんだよまじで
誰だよ一番最初にさ
数学なんて作ったのは...

Ａ
何も言わなくてもわかってる
随分長く歩いてきたね
君の良いところも仕草も
好みまで全部わかってる
Ａ
日常の中でふとした時
何もかもを疑いたくなる
悲しいときほど笑っていたね
僕に悟られない為に...

Ａ
ぽかぽかひなたぼっこが
いつもの仕事なのです
だから雨が降った日には
君をからかいに行くのです
Ｂ
もしも私が首をかしげて
君を見つめていたのなら
その時にはただ可愛いと
言ってくれればいいのです...

Ａ
いつまで笑っていればいいの
涙目で僕はそう呟く
僕は特別なんかじゃないって
割りきってるよ 割りきれないって
Ｂ
ほらきっと今日は僕を見ない
置いていくのも躊躇わない
まるで意味なんてないように
世界は狂わない...