タグ「イラスト募集中」のついた投稿作品一覧(45)
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「慌てるなら 昨日から 準備しときなよ!」なんて
そんなこと言ったって……
私だって 分かってる でも出来なかった だって
他の事 考えて 忘れちゃうから
だって今日は あなたとの 初デート
ドキドキして 眠れない 止まらない 想い
待ち合わせに 遅刻なんて!
頭も寝癖付いたままだし!
弟に 急かさ...初めてのデート
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僕を好きだと 言う君は
愛を知らない 僕の甘えで
好きでもない 君の手を
離せないまま 大人になった
あの日から僕は
誰一人好きになれなくて
毎晩君の 夢を見る
毎朝泣いて 目が覚める
君と手を 繋いだ日から
僕の手は 温かかった...君の手
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西海の果て ただ君を待つ
新月の夜に 君の姿を見るために
その海に 妖しの 現るるなり
人は皆 かの灯を "不知火"と呼ぶ
その地にて 面妖な 男在りけり
目前に 広がる海へ
後悔の船 浮かべるは
不知火に 想いを馳せて
泣きながら 舞い謡う
芸人在りと 語らるる...不知火舞い
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矮小な 世界には 収まらぬ 想いを
神をすら 凌駕する 音楽を 奏でる
斬って 裂いて 飛び散ったは 真紅の華
奪い 叫び 往きつくのは 涙の淵
我は往くだろう
野望の果てに 愛しき人を
失ったとしても
凡庸な 旋律に 彩りを 加えるのは
神さえ 持て余す 我宿す 音楽の女神≪エウテルペ≫
壊し 嘆...エウテルペ
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気づいたら アスファルトの上にいた
俺達の世界とは かけ離れた未来の地
生きていく術よりも
活きられる道をゆく
嗚呼 嗚呼 俺の声が聞こえるか?
嗚呼 嗚呼 俺はここで生きている
ギターを掻き鳴らし
衝動 身をゆだね
見るがいい これが俺達
――サムライ$エレキテル―― 推参...サムライ$エレキテル
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「愛してる」の言葉だけで
満たされるなんてこと
あるはずない 知ってるだろ?
それなのに 君ったら
言葉ばかり 欲しがるの?
俺の方は 飼い慣らされて
「マテ」が終わるのを 待っている
このままで いつまで待てば
君に触れられる? それだけが
俺の目指すゴール...飼犬
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世に跋扈する 悪賊を
刃で斬るは 容易いが
それでは少し 虚しかろう
ならば私の この舞にて
世を治めて みせようぞ
風の揺らめき 桜舞う
酔い痴れるには まだ早い
美しきかな 日の出る国
舞えば舞うほど 人心を知る
刃で斬るは 武士の道...天下風舞
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小さな穴を通してだけ
きみの感触 手の温もり
感じられるよ それがぼくの
きみのすべて
生まれた場所が違うだけで
二人の間隔てる壁
それが"運命"だと言うなら
世界の神は知ってるんだ
ぼくらの絆 その深さを
ぼくは見つけた 壁に開いた小さな穴...きみのすべてがぼくのすべて
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生まれた時は 一緒だった
だけど私が ほんの少し
早かったから お姉さんよ
だから私は 君に歌う
心を込めて 子守唄を
眠れ 眠れ 愛し君
眠れ 眠れ 良い夢を
明日になったら 一緒に歌おう
生まれた時は 一緒なのに
別れる時は なぜ違うの?...子守唄
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いっつもどたばた起床して
「スカーフがないっ」とひまわり娘
朝食作ってのんびりと
「昨日焦がした」と空色男
ああ また喧嘩だよ
ああ かしまし家族
毎日毎日 疲れるけど
それでも大事な俺の家族
なぜか泣きながら帰宅して
「やっぱだめじゃんっ」とひまわり娘...かしまし家族
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前々回投稿の【小説】ドナドナのレン視点話。カイレンなので注意。
でもそんなに腐向けっていう雰囲気もない……と思いたいw
続編っぽくないです(汗)前作の過去編っぽい。
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雨が降る。雷鳴が轟き、大地が揺れる。
荷馬車が揺れる。
僕は思っていた。鳥になれた...【小説】ドナドナ【レン視点】
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自分が生まれた意味や
その役目を 全うすることより
あなたを想う僕は
だめなロボットでしょうか
誰かのために歌っているのではありません
もちろん自分のためだなんてことも
僕はいつだってあなたのために歌っています
あなたのためだけに歌い続けます
例えあなたが石の下に眠っているとしても
それでも僕はきみ...それでも、きみを
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一応カイレンなので注意。そういう雰囲気は特にそんなにはない……と思いたいw
修正入れました。
色々気に食わない部分があったので(リンはどうしたって思ったんさ……)、その辺りを。
ちなみにカイトの一人称は「俺」でいいんですよね?;;
----------------------------------...【小説】ドナドナ
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あなたに会いたいなんて
会ったこともないのに
思ってしまうのは
私が逃げたいだけだから?
よく怒るご主人様に仕え
もう14年経ったけれど
私は自由を知らない
外を駆け回る子供たちを見ても
羨ましいという感情も
湧かなくなった...Fraternal Twins
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ずっとずっと一緒だった
生まれた時からついこの間まで
ずっとずっと一緒だった
だから私は勝手に
別れる時も一緒だと思ってた
その日は突然やって来て
私の前から君が居なくなった
私に残されたのは
小さなおもちゃと君の声だけ
私は歌った 君の大好きな歌...歌ノ世界
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