小説と詩を書いている人です。 ss小説メイン
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早朝 どこか寒さを 残している
朝の陽だまりが 遠くで煌いて 指先掠めるたびに 温もりを感じる
通い慣れた街路樹 そこに咲く小さな 蕾はまだ開かないほど 幼気で幼く見えた
春 (仮)
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三月 歩く並木道 風はまだ 冬を思わせる
寒さにかじかむ この指も 変わらない日常も
気づかず変化を 続けている
回転木馬のように 視点も 回る
偶然も必然も 全ては 花占い
気分は快晴 雲一つない
目を閉じれば 聞こえる 産声
開花を知らせる メッセージ
空には 七色の架け橋が 大地を繋いでる
...開花と羽化(仮)
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風が吹いた。春らしい柔らかな風だった。桜の花びらがチラチラと舞って地面の上でダンスを踊っている。私はそれを横目に見ながらまだ慣れないスーツで桜並木をぎこちなく歩いている。
この桜並木は駅へと向かう途中にあり、高校、大学と何年も通い慣れた道だった。花びらのダンスももちろん数えるほど見たし、その間を通...花びらとダンスを踊れば
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一番サビ
始まりの鐘が鳴る
泣いてちゃあもったいない
暗い過去は破り捨てて
ぼくらがいるから
さあ行こう
二番サビ
始まりの鐘が鳴る
窓を開ければ晴れた空と
そよ風が吹いている...始まりの鐘が鳴る
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始まりの鐘が鳴る
泣いてちゃあもったいない
暗い過去は破り捨てて
ぼくらがいるから
さあ行こう
始まりの鐘が鳴る
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「好き」の言葉は 瓶の底に
この瓶いっぱい 幸せ溜めたら
世界はきっと 愛に溢れる
「嫌い」の言葉は 瓶の底に
この瓶いっぱい 不幸溜めたら
世界はきっと 哀で溺れる
幸も不幸も 世界は天秤にかけられて
一人一人にかかってる
幸せばかりの 瓶の世界
「愛」はあるけど「哀」はない...瓶詰めの世界
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「好き」の言葉は 瓶の底に
この瓶いっぱい 幸せ溜めたら
世界はきっと 愛に溢れる
「嫌い」の言葉は 瓶の底に
この瓶いっぱい 不幸溜めたら
世界はきっと 哀で溺れる
幸も不幸も 世界は天秤にかけられて
一人一人にかかってる
幸せばかりの 瓶の世界
「愛」はあるけど「哀」はない...瓶詰めの世界
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僕の視界は真っ暗で 僕だけ時が止まったみたい
だって ここでさよならは ずるいだろう
何回 言葉を並べたって
難解 理解が出来ないよ
だって、僕は 子供だもん
「ありがとう」「さよなら」
手を振り、君が言う
後悔 してるよ 嘘じゃない
再開 したら 伝えるよ
「ずっとずっと好きだった」...さよならなんて言うもんか
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頼られたい私と頼りたい君が交差した
性別、年齢、趣味趣向違うけれど
共通点一つ『需要と供給の一致』
それだけで私の人生に君の色が混ざった
お互いを頼りにお互いの人生を染めていく
絡まる糸
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ずっと世界は冷たかった
ずっと世界は凍っていた
だって世界は偽善で廻っているから
けどそれ触れた時世界はとても暖かかった
暑くて熱くて堪らなかった
世界は優しさであふれていた
それは世界を融かす魔法でした
世界は優しさに溶かされる
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振られてなんかないわ 本当なんだから
愛してた 私は 自惚れて 恥ずかしいわ
でもね 悔しいの
振られてなんかないわ 本当なんだから
「愛してる」 そんな 言葉は まやかしよ
でもね 愛してるの
「好きだよ」の言葉は 嘘付きの常套句
本当よ 嘘じゃないわ...最初から嘘だったの?
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さぁ一 二 三で踊りましょ
狂って回って ワンツースリー
ロングスカート 振り乱し
こんなの好きでしょ? チラリズム
さぁ狂った踊りを続けましょ
ステップ ステップ クルリとターン
さぁ一 ニ 三で踊りましょ
狂って回って アンドゥトロワ
華麗なターンを決めたなら
紳士淑女は大喝采 最後のポーズ決め...Crazy Party
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A
初めて会ったとき 甘いなって
砂糖みたいな 声してるなって
「はじめまして」も「おはよう」も
砂糖一粒の甘さ
出会って三年 初めて言われた
「ずっと前から好きでした」
この世の砂糖 煮詰めても足りない
僕の頭でカラメルが出来そうだ
君の好き 数百回 僕は聴き漏らさず聞いた...君がいなきゃ意味がない(改訂版)
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A
裸足で駆けた 草原
自由だ と
大きく 叫んだ
声は何処 へと
B
吸われ 消えて 霧散 偉大な
大空は 自由 ちっぽけな 声など
S
些末だ 気にもしない 前向き 下見ず...フリースカイ
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さぁ一 二 三で踊りましょ
狂って回って ワンツースリー
ロングスカート 振り乱し
こんなの好きでしょ? チラリズム
さぁ狂った踊りを続けましょ
ステップ ステップ クルリとターン
さぁ一 ニ 三で踊りましょ
狂って回って アンドゥトロワ
華麗なターンを決めたなら
紳士淑女は大喝采 最後のポーズ決め...マッドマスカレード
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携帯なんてあったって 繋がらなきゃ意味がない
文字なんか書けたって 届かなきゃ意味がない
言葉が話せたって 話す相手がいなきゃ意味がない
君への着信 数百件 僕の手元に全部ある
君への手紙 数百件 僕たちの家に全部ある
君への「愛してる」 僕の喉元に溜まったままだ
君が好きな紅茶はアールグレイ
君が...君がいなきゃ意味がない