たとえ君が隣にいても、ぼくの傘は貸さない。の投稿作品一覧
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世の中にはとてつもなく
すごい人が沢山いるからさ
それをほんの少しでも
わかってもらえたなら嬉しいな
地元でケンカ負けたことないと
自慢げに語ってくる人や
夜の繁華街歩くのが趣味で
ホストが友達の人だとか
そうやって 息巻いて
鼻の穴を広げながら しゃべる人に もう...わかった
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すっかり日は落ちたというのに
じりじりと肌が焼けてゆく
何かと文句を吐きながら君と二人
今手を伸ばせば届くのに
そんなことは分かっているのに
この24㎝の隙間が嫌いなんだ
打ちあがった花火が開いていく
ふわふわな心が泳いでいくよ
ぼくを照らさないでくれないか 今は
...ミッドサマードリーム
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ああ、晴れた水曜日
ふっと、とんでもないもんなにかが来るような
あるいは謎の転校生
そっと、藪から棒に秘密を吐露すんだ
見かねたクラスの委員長
きっと放課後屋上呼び出し食らうんだ
それを見てた魔法少女
バッと乱入その場で修羅場になるまいな
夕暮れ 校門 人影がひとつ
幼馴染みのあの娘が「一緒に帰ろ」...学校でぼっちなのにツンデレ委員長も魔法少女もかわいい幼馴染も現れない