ろに

遠回りしよう、今日は
呑みかけの賭けは棄てて
あの色は赤いイエロー
水色はちょっと薄い
かじかんだ手をスカイブルーに
ホットカイロをセピア色に
間違った気がしたら右にいこう
正解なら左手をかざすんだ
「あー　さっぱり。」
どうにもならないことも...

今日も僕らは
飛んでみたり　夢を見たり
見逃してきた景色を 羨んでみたり
憧れを握りしめる
だけ
「見たか、君らは。 飛びもしない　夢も見ない　愚か者(を)」
そんな言葉を目の前に積まれて(も)
憧れを握りしめる
"輝いた景色"が在った気がした
ただ形の有るものを積み上げていくことが...

「バカだった」
ボクが居た
今日も世は　代わり映えしないな
"力"じゃ　動かない
そんなことくらいは知ってたけど
何を求めてんだ
血を流しても　手にしたものには
"意味"がない
「道理で理由つけたってその真価は」
"分かりもしないな"...

気づかずに付けてた小指の傷
「痛みもないんだ」と得意げに
「明日にはきっと元通り」と
痛んだ傷に目を向けている
気づかずに付けてた心の傷
「痛みがあるんだ」と悲しげに
「明日にはきっと元通り」と
頼りない言葉をかけている
本当のことの意味を
あるがまま景色の色を...

信じてたことの全て　今は何処を歩いてるかな
「落書きはしちゃいけない」
なんて言われたなぁ　
机を見て　思ったんだ
"もし、世界にくだらないことが消えたとしたなら？"
くだらない場所で　くだらないことを
笑って　泣いて　転がって
ときには感動もするって
答え合わせをする
床屋さんのサインポールの...

アスファルトの海から　蜃気楼があふれた
乾いた風の呼吸　枯れそうな音で
声を上げる
滝の中で壊れた　金魚のおもちゃの群れ
豪雨と風のうえで　溺れるままに
声をあげて　呑まれる
アスファルトの海から　蜃気楼があふれた
乾いた風の呼吸　枯れそうな音で
声を上げる
滝の中で壊れた　金魚のおもちゃの群れ...

a1))つま先立ちで手を掲げた
「雲を掴め」
いつか消えたひつじ雲の行く宛など 知らないかい？
"背中の翼"　"おもちゃの国"　"星の船"
全て破り捨てたら　正解は見えたかい？
b1))暴論と嘆く大人たちの
計画　企画書　社会
正論だけど　そりゃそうだけど
sabi1))小さくて　残らない
ただ　そ...

「歩けば遠いや」
たどってきた足跡　もつれてぐちゃぐちゃしてる
それにとてもくすぐられるなぁ
おいしいご飯を食べた
全て湧き出たものじゃない
頬を膨らませ　今日も噛みしめる
自転車に乗って行こう
風が怖いけど
「目的地はすぐそこか。何も覚えてないけど。」
急いで、急いで、急いで...!!...