曲作ってます。良ければ聴いてみてください。 詩や歌詞を主に投稿します。 気になったら聴きに行ってみてください。 アドバイスなども気軽にお願いします。
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青葉もやがては枯れ落ちて 季節は変わらず移りゆく
春に咲く花風が吹き 群青の空に舞い上がる
心の準備もできぬまま 無慈悲なほどに平然と
淡々と過ごすこの一日も 移り行く日々の一日に過ぎず
されど有限のこの日の命 今日も変わらず消費し朽ちる
季節は移り気持ちは同じ この日々を穿つ一筋の光よ
ただ刻刻と...【短編】飛花落葉
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「自分」はなぜ生きているのか。そう考える夜はあるだろうか。
嫌なことがあった、辛いことがあった、悲しいことがあった
そんな時に考えてしまうものなのか。
だとしたら僕たちはそんなことの繰り返しの中で息をしているのだろう。
君は満天の星空の下、僕にこう言った。「この星たちは私たちを見守っているんだよ。」...色付く世界と月と君。
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いつからだろう。僕が僕以外のために頑張りたいと心から思ったのは
どうしてだろう。僕の目に一人の光が現れたのは
いつからだろう。君のことを考えるだけで幸せを感じるようになったのは
どうしてだろう。叶わないと解っていながら切に願ってしまうのは
きっと君は知らないだろう。君自身の優しさ、努力する姿勢、言葉...この想いは片道切符。
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奇妙なほどに青々とした空の或る日
我は変わらず息をし、佇む。
痛いほど指す陽の光の頃
あなたは天を見上げ何を想うか。
希望か夢か、はたまた嫌悪か
そのどれもがきっと、本心なのだろう。
どんなに眩しく煌びやかな陽も
誰も彼もが好いていることはなく
暗く仄暗い悲しみの雨も
また誰でもが好くことはない...【短編】群青の空にすらも、
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桜咲きみだり、風の吹く頃に
出会いはあれど、また別れもあるものである。
嬉しさ、淋しさ、この美しい調和
それこそ美しいものではないか。
桜を見ながら親睦を深める者。桜に涙し別れゆく者。
結果、それは新たにまとまり新たに芽吹き、
人成長の第一歩となり、また己を知るきっかけとなる
陽気な季節。新たな季節...始まりの季節
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スガッテ、スガッテ、そして絶望の間際へと。
人とは、一人では生きていけないものである...
そう気づいたのはいつ頃だっただろうか。
だからこそ共に生きていきたい。そう考えていたのは私だけだったようだ。
ああ、なぜ人は自分一人では生きていけないのだろうか。
なぜ人とはこんなにも不完全でどうしようもない...スガッテ、スガッテ、そして絶望の間際へと。
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今に冴ゆるなき一輪の花も、
雪の降った後の 小さな町で 私は独り 白い息を吐く。
ふと空を見上げると、辺りはもう薄暗く、
自分一人だけがこの町にいるようである。
その空から無数の星々がこちらを見ている。
見守られているのか。 はたまた監視されているのか。
その疑問には答えなど...今に冴ゆるなき一輪の花も、