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たとえば。君は。
笑う。
僕の。知らない。
所で。
だから。僕も。
笑う。
君の。ことを。
思いながら。
たとえば。君は。
迷う。...

あお。どこまでどこどこへ。
そら。こぼれたひとしずく。
いま。きえてしまいそうな。
ああ。ああ。ああ。ああ。
ねこ。はしりさっていくの。
きみ。きこえないふりふり。
くも。あたまをつらぬいて。
ああ。ああ。ああ。ああ。
今だけでいい。
わがままを聞いて？...

D
星を　星を　失くしたんだ
一人で歩いた　帰り道に
ポケットから　落ちたそれは
確かに僕の　星でした
A
臆病に　澄み渡る空
想いを馳せて　なびくマフラー
「寒いね」と　話しかけても
庭の椿は　答えてくれない...

A
ねえ　触れては消える
そう　意味もなく
いま　舞い降りる雪
ねえ　私も同じ
そう　意味はなく
すぐ　消えてしまうの
B
ありふれた　空の下で　あなたに　出会った
捨てられぬ　宝物は　私を　滅ぼす　...

ひらり　消えた　最後の音も
ゆらり　揺れた　窓の景色さえ
君はもう　忘れているのだろう
街の明かりに紛れて　笑ってみたの
一人で歩けるはずだと
空へのびる花ひとつ　悲しくなって
君の姿追いかけてた
君と出会ってからは　臆病になったの
一人でいる夜には　泣いてしまうくらい
ひらり　消えた　儚き色を...

君と目があったあの感覚
忘れたくないから
もう他のことは考えないことにしたよ
こぼれないように
頭の中∞にリピートされる記憶
壊れたビデオみたいだね
庭に咲いたヒマワリが
教えてくれたよ
すべては突然にやってくる
時間なんてない...

瞬いた　星が　きれいと　君は笑った　だけど
私には　みえなくて
そっと　ふりむいてみた
今を　確かめたくて
君の視線　追いかけてみても
ないだ風に　星屑は　消えて――
流れてく　星に　願いを　君は夜空を　見つめ
こぼれだす　闇の色　
そっと　吸い込まれそうで
君を　確かめてみた...