タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(163)
-
恋の犬
-
霧のように生きられるならば どんな弱さも紛れてしまうだろう
波のように過ごしていけたら 過ちをそっと消してしまうだろう
私はいつでも理性で恋する あなたのためならどこにでも向かう
あなたはいつでも恥ずかしがっている 辿りつく日までどこへでも駆ける
一度だけ願いが叶った それを未来に運んでいる途中
私...恋の犬
-
タイムリープ
-
叶わないなら置いてゆくのが賢明らしいが
歩んできた道 それだけがまだ分かれてくれない
孤独のわびさびなら味わいつくして
何度も聞いた言葉さえ愛しくなる
あれもこれも愛で包みたい
敵わないなら距離を取るのがセオリーらしいが
タイムリミットがもうすでに見え始めているから
あなたが悲しいなら昨日になりたい...タイムリープ
-
日本 悪 昔ばなし
-
わるい子 ねんねしな
わるい子 ねんねした
心に堆く降り積むおはなし
地獄の底から地上の果てまで
南のほうから方位の果てまで
今は昔 食われた
わるい人が食われた
因果も懲悪も関係なく
ただの鬼に食われた
今は昔 呪われた...日本 悪 昔ばなし
-
遠き夢
-
ネコ色の街を抜け 囚われの夢助け
絆なんて どちらとも取れるのに
どんなときも 確かに間違える
転ばぬ先の杖 たまにはね この脚で
痛みも後悔も このからだで感じたい
それを欺瞞だと質してくる友よ
わかっているけれど もう止まれないんだ
ネコ色の街を抜け 期待値を越えて行け
リアリティとリアルのはざ...遠き夢
-
道徳や理念なんて全部fade away
そいつは科学じゃ説明できないcrazy way
愛も希望も失望も全部fade away
突如空から舞い降りた天使 mad dragon
この青い空が奇禍に染まっても
この広い空が押し潰されても
そいつはやって来る
押し潰されても隙間を抉じ開け...龍
-
龍
-
カンペキ
-
つまずいて光が揺らぐなら
わたしのカンペキになれないわ
さりとて嫌味な眩しさなら
自意識を見ているみたいでヤダ
スキ見せて輝き褪せるなら
まだまだ鍛錬が足りないわ
さりとて干からびた神のように
泥くさく見えたらサイアクね
今日からわたしは生まれ変わる
今からわたしは違うわたし...カンペキ
-
実際に星が降った夜
-
どうにかなるのに不安でどうにもならない
意味なくコンビニへ行って いらないモノ買って
わかりやすい暗闇ばかりじゃないのさ
※
実際に星が降ったよ
あなたの勇気を称えるため
文字通り星が降ったよ
そんなに綺麗じゃなくて安心したよ
歯切れがいいので流され止まって戻って
したことないのに饒舌 すり替えたの...実際に星が降った夜
-
闇を照らしたい 言葉の力で
本能より深く刻まれた日を
忘れられぬならば形にしたい
君に似た人を好きになって
ありのまま言えずにいるけれど
時に包まれてワープしてきたら
野望も恋情もどこへやら置いてきた
先を見てみたい 頭の中でいい
部屋の片隅で 気分は最悪で
何か見失って ぽっかり抜けて...時に包まれて
-
時に包まれて
-
明日が楽しくても
-
何回でも言いそびれて走る
あなたに続きそうな道
一周回って きれいごとでも
やってみる気分になったから
理不尽なことがすべて
自分への悪意に見えてしまうときには
思い出などは むしろ危ない
どんなに優しそうでも
油断なんてするわけないと
いつしか習ったような道...明日が楽しくても
-
やってらんねえよしか言えなくなっちまったアイツは
事程左様に苦しんだというのか いつから
ゴミのようなきれいごと 正義面のまがいもの
憎しみひとつ
非不幸ならば幸せよ 生きていれば重畳さ
蔑みひとつ
やってらんねえよしか言えなくなっちまったアイツは
何を見ても感動しなくなった いつから
無意味を生き...野犬
-
野犬
-
追憶
-
変な色のかわいくもないクマのついたシャツを
月曜以外は着て
たまの休みを僕にくれたね
それがうれしかった
悲しいときは会えなくなる
寂しい夜は言えなくなる
そういうこともお見通しで
僕らは次へ Baby 次へ
会いたいだけの夢は互いのせいで見る
ごまかしきれぬ闇は通り過ぎるのを待つ...追憶
-
キャラメルを溶いて 困った顔して
自分にはひどく甘すぎる思い出
思ってないことを思ってしまうときは
いつもあなたのまなざしがよぎる
嫌いな夕方を 黙ってこなして
やたらと飾りを帯びてゆく 身にそっと
不意の衝動が殻を破ろうとする
いつもあなたの呼ぶ声が響く
明日になったら つづきを始めよう
明日にな...信じるということ
-
信じるということ
-
巧まれた無秩序 陰謀の香り 脳みそを焦がし 夜になる
ねこふんじゃったを弾けないピアニスト 君だけが僕の味方だろう
理由づくりの旅路へと行ったままで帰らない
センシブルにしてセンチメンタルなテロリスト
分けられない数の託宣を受けて 争いの預言は自作自演
思っていなくても交わす睦言と奥底の部分で同じだ...センチ・テロリスト
-
センチ・テロリスト
-
わたあめ
-
割り切るだけなら片手でできるよ
どうせ来るなら ひとりでおいでね
新しい自分ひとりで
※
苦しみを崇めた 恋の花みたいだ
燃える夏の夜に消える
溶け出した甘さが 苦い過去を詰める
未だ終わらないわたあめ
怠惰な季節が今さら帰るよ
どうせ無理なら 君を巻き込んで...わたあめ
-
何かに急き立てられ すぐに返した言葉が偉いか
どこかに赴いたら 見えてくる嘘を探して
いつから飛べない
同じようなところ 抱きしめた時をさまよい
型破りな恋路を辿り直し
会いたい 月並みが王道だった
ここを港として再び旅立とう
心に愛を装備して
半端な気持ちなんて 毒にさえならないからやるせない
土...港
-
港