キルロイの投稿作品一覧

高く舞い上がる
君と共に征く
目立つ処
アタマなのに
君は名を呼ばない
端から
名の通り　気高く
夜空を翔び
輝く君は
ハジメの俺の...

コップの底に　残ったアルコール
でも、もう楽しい時間は終わる
全部飲みきって　片さないと
眠りの誘い　忍び寄る
ずっと呑み続けて
明けない夜を過ごしたい
でも夜は明ける
酔いは眠りをもたらす……でも
酔って微睡む　向こうの静寂（しじま）
夜更けの宴　夢の代わり...

屋敷にただ一人で
家事を置いて
アンニュイモード
あなたのいない場所だなんて
穴の詰まった砂時計
早く帰ってきて、マスター
帰っても　ハグはお預け
尻叩いて　追い立てて
スペシャルディナーにご案内よ
あなたはボードのピース...

河の向こう　まばゆい摩天楼
その街は昼も夜も　絶えず煌めいて
いつか　橋を渡り　あの街に住もう
賑わう街中　画面で見つめてる
道にひしめく　人の群れ
待ち受けるだろう　出会い
植わる草木が　エールをあげる
「さあ、行け」と
チャンスとチョイスに彩られた
思惑重なるメガロシティ...

星の空を見上げ
ツノで外の世界をうかがうの
星ではカタツムリの歩みの
おだやかさだけど
エナドリの　カフェインの
刺激が欲しいの
玉座を立ち
外の星に出かけよう
蝸牛の時間でふくらむ星を
空からながめていると...

斃（たお）れては起きて　沈んでは起きて
弾かれては起きて　砕かれては起きて
淑女は進みゆく　魔界の奥へ
淑女は進みゆく　魔王を討たんと咫尺（しせき）に
違えては起きて　迷っては起きて
嵌められては起きて　落とされて起きて
淑女は進みゆく　魔城の奥へ
淑女は進みゆく　邪鬼羅刹（じゃきらせつ）を断ちに
...

広場に一人　佇む彼女
タンクは　容赦見せず突っ込んだ
ピンクの波　歓声上げる
狂った景色　見てられなかった
助けてくれと　ボスに縋ってみたが
アイツは不気味な笑いを浮かべるばかり
自分にもどうにもできなかった
どうしたらいい？　何すればいい？
この声が届かないなら
天に手合わせ祈ればいいのか？...

フロアで もてなす
私の胸には
みんなの　恋する気持ちが　張り詰め
ブラウスの中に　収まり切れない
はしたなく　前を開け　露わにさせるわ
見ないでよっ！
開けてるからって　恥ずかしいんだよ
……期待をされても
答えてあげないんだから
でも...

甘い林檎、
かじるだけが　味を楽しむ術ではない
集めて樽に詰めてつぶし
蔵に於いて　幾夜置けば
林檎はやがて、
香りがより甘みを帯び
かぐわしさを帯びて
旨み増して
ひとの喉を潤す　酒にかわる
酔いの元は...

目の前に遠くまで　広がる電子の宙（そら）
立ち尽くすあなたを　わたしガイドしてあげる
あちら　こちら　見どころ目白押し
むこう　あそこ　みんなみんな輝いて
合間にこの歌を聞いて
この宙とみんなが織り成した
この奇跡のラプソディ
最初からわたしは　力持ってたわけじゃなく
ただみんなに　寄り添えたらとい...

　Ｏk，
プロジェクトはAlready 配信枠Get Ready,
誰でもCome on,Yow!　わたくしはChairman
シラケも炎上でも　私のテクニックで
昇華させてみせましょう　最高のエンターテイメントに
長らく待って　やってきたのは
あなた子猫一人　他には来ない
Don't worry!...

Я хотел бы представить президенту семьи...
《うちの組の会長を紹介しよう……》
大胆不敵のオーラを纏って　臆せず放つ禁断のFour Letters
〔やっぱり異世界のドラゴンは違うぜ　身体見りゃわからぁ　他んやつたぁ違うぜ〕
時折見せる香凛な仕草に俺たち惹き...

１パイントのモヒート
かち割り氷　溶ける音
中から浮かぶミント
まどろんだ眼（まなこ）で見てると
解き放たれた　呪縛も
改めて　身につけてみると
紺色のスク水の艶も
このひと夏のアクセント
生ビールもこれ何杯目？と
テーブル　ジョッキ数えてると...

祭りのあとの　もぬけの殻
街のにぎわいは　いずこかへ
うつろな街に　一人
他に人は誰もいない
しおれた花には　水をあげよう
いつかみんなが　街にもどる日　夢みて
ソロプレイでの作業は　さみしい
そのとき　ふらーり散歩をするの
そしたら　もどったみんなで
パーティーしたい欲が出てきて...