nano-chart

胸の中に隠れた
何者かが目を覚ましたら　　
私とおいで　踊るように
“ラクエンノトモシビ”を辿りなさい
生ぬるい風が
這うように肌を撫でる
黒い猫　路地で振るタクト
心を指揮していた
伝説潜む道
意気揚々と進む...

夜を超えていく速度で
恋の呪文唱えた　それなのに
可愛い顔で笑うだけじゃんか
もう何 この天使は
声を聞けば癒される疲れ
跳ねる鼓動　欠伸が出てきちゃう
退屈してるんじゃ 決してないよ
緊張してるだけなの
でも言えないよ
世界君と二人きりなら...

ゆらり ゆれる テノヒラcrew
欲も 知らぬ 仏はスルー
ゆらり ゆれる テノヒラオドル
それを 攫う　静かに消えろ
ほんの少し 夢を見させて
指先の頂点 上り詰め
今度動いたその刹那に
矛先が痛点 選び出す
いつのまにか 寝ていたような
忘れるとは別のカンカク...

不思議と今日が長く感じる
そんな夕焼け　消えそうで消えない
傷も絆もこの命も
太陽に焼かれ　やっと日の目をみる
悲しいことは忘れゆくこと
そんなの身勝手だ　細胞は壊れる
私の人生よ、口出さないで
なんて身勝手だ　じゃあどうでもいいよ
口を開けば呪文のような
黒い魔法が煙たいや...

夏が来る前に僕を取り込んで
止まらずに会いに行こう
夏は僕を外へと引っ張り出して
眺める陽炎　瞬きも忘れて
夏はあっという間に駆り立てて
海へと誘う　泳げもしないのに
夏はこんなにも綺麗だって
誰かに 君に伝えたいんだ
想像容易く夏が来る
僕の思いにきっと気付く...