nuokun

眺めていた 明るい窓
正しい眠り方もわすれた
覚醒しない 頭の中じゃ
自然な呼吸もできないまま
まともな世界で横になっても
挟まれたまま戻れないし
ゲロに塗れている あさ8時
世間がボクを壊してくる
たいないどけい 狂っちゃっているのさ
逆さまになって...

ぐるぐる繰り返している同じこと
飽きもしないでよくやれるもんだ
効率よくとか生産性とか
難しい事はどうでもいいの
何も考えず進めてく
１２時間後の出口を求めて
余計な思考は何もいらないのさ
すべてを無にして
ぐるぐるまわって
時計の針を１秒ずつ進めていって...

さかなを焼いた　匂いがとれないまま
ぐるり回るあたま
天井が挟まっていた
心の居場所何も満たされない
今日もまたさようなら
画面の中ばいばい

よく見る形がアタマの中から離れなくなっている

地球が今日も丸いままだから
　安心したまま今日まで生きてる
クルマのタイヤが丸いままだから
　安心安全運転できてる
お鍋の蓋が丸いままだから
　安心したままうどんが食えてる
みんなの目玉が丸いままだから　
　みんなが形を確認できてる...

松ぼっくり　
 
 
松ぼっくり
 
 
 
 
松ぼっくり
 ...

温い 缶コーヒーを片手に持って
肩を丸めて 冬の空を見ていた
白い 息を吐いて 震えているのは
いつか来る 順番を恐れているだけ
 
孤独な夜さ
凍えている体じゃ
なにもできない
むりょくなままさ
寂しさ なんてどうしようもないから...

寂れた街　今日も一人
ギターを弾いて過ごしてる
一緒にいた町の人は
もうこの世にはいないみたい
不安な気持ち　隠し通して
日々毎日を過ごしてます
明日　死ぬかもしれないけれど
今はこのまま過ごしてたい

またこうやって終わっていくんだ...