piy

少し遠くに君の声が聞こえた
振り返ってみた
そこには君に寄り添う影
美しく君の隣で華を咲かせていた
いきなり心臓（ココロ）を刺されたようで
動けなくて...悔しくて　
泣きそうになって君から逃げ出した
なんだかお似合いで
何も言えなかった
“その子は誰?”...

　
あの日　帰る途中に
君と偶然目が合った
君は僕に優しく微笑んで
「一緒に帰ろ」なんて言った
なんだか照れ臭くて
君の顔を見れなかった
なんでかな？　この心臓（ココロ）が
今　動き出した…
僕の歩く速さに　小走りで着いてくる...

今年もまた　悲しい季節が来る
君との3年間が終わった　白い日
隣にいた君がもういなくて
私の右手が開いたまま
冷たい夜空見上げた
「大好きだよ」君の言葉が苦しいよ
逢いたい　逢いたい……
ねぇ、行かないで
そんな儚い願いも雪で消されてく
泣いても…どんなに涙流しても...

いつか届くようにと星に願った
君の後ろ姿　恋しくて
手を伸ばしても　触れることできなくて
ただ　一滴零した
「ありがとう」ただそれだけ
この部屋に残して
去って行く　君の温もり
「行かないで」と呟く
誰もいない　この部屋で
降り止まない雪と共に...

大好きだよ　そう言う君の顔はいつも悲しくて
傍にいてくれるだけでいいのに
そのままでいいのに
君は嘘をつくの？
無理してる　その笑顔の裏
ねぇ、どうしたら元気になってくれるの？
私じゃだめなの？
私が守るよ　君の全てを
Ah 切なくなるほど
Ah　君が好きで...