メノウ

カラスと机は総じて 類似
その心は あなたの夢に
長い髪を揺らして泣いた
いつまでも窓は開かれない
ガラスのリンゴ 飲み込んだらさ
全部忘れて お幸せに
王子様は 待ちくたびれたよ
もういらないな もういらないよ
いつまでも夢見ては いられない
そうでしょう もう、そうでしょう...

繋いだ指先に 灯した日だまりに
寄り添い 誓いあった 永遠も
いつしか 思い出に 変わって しまうのが
なにより 怖かったよ
君が好きだった歌も 震える唇に 触れた温度さえ もう思い出せなくて
ねぇ 今なにしてるのかな
変わらずに笑っていますか
ah 願うのは いつだって
隣で微笑んだ 君で
錆びれ...

欠けた光 かき集め 罅われた声で歌うよ
アスファルトに 砕け散った 君とみた あの日の空に
木漏れ日に揺らぐ 忘れた花弁
色褪せない声 陽だまりで笑う
蒼く滲むこの手に 握りしめた 軌跡
痛みに瞼が揺れても 裸足のまま 駆け出した
も一度 呼んで その目で
そしたらもう 迷わないから
崩れそうな 夜...

砂糖漬けの夕立 融ける少女 16㍉の憂鬱
虻と蜂蜜 欲張った手のひら 108過ぎて ゆらり
食わず嫌いのシアワセは、
とうに腐って捨てました。
丸い雨粒 ポタリ 転がった
甘い嘘と アイロニー
ねぇ、どうか最後まで。
夢に溺れてたいんです。
涙の海を泳ぐエレジー
止まった夜の独り言...

ペタリ 湿る ４℃
パタリ 止まる ロンド
ピタリ 嵌る ３°
ポタリ 落ちる エンド
ガラスのカラスは夜を映して
青い鶏は朝を閉ざした
ハロー メロー アロー 笑う
ハニー メニー アニー 君は
メルシールーに連れられて深い深い夢の中
ハロー メロー アロー 揺れる...

でーたかとしん でんぱいじょうじゅしん
でんせんせいの でまのいりょくけねん
かくしんてきなかしんてきにまわしてまた
へいさてきな ぱんどらのかたすみ
さいやくふじょう もんだいたはつ けんかいどうぞ けったいな
しょくむをほうき しょうじんします しょうじきものが かくしたしんそうは...
いちが...

データ化都心 電波異常受信
伝染性の デマの威力懸念
確信的な過信敵に回してまた
閉鎖的な パンドラの片隅
災厄浮上 問題多発 見解どうぞ けったいな
職務を放棄 精進します 正直者が隠した 真相は...
1がYESなら 従うしかない重苦
凶器味をしめ 繰り返すは悪夢
いつかは癒えるの？ 気づかな...

ちょっと憂鬱なSunday ためいき一つ
チクタク 時計の針は回る
knock, knock合図は三回 深呼吸して
メーデー メーデー 君の名前呼んでみる
僕の声届いているのかな？泣き虫な君に
土砂降りの空に 虹の架け橋
かけて君のもとへ 会いに行くよ
２人で手をつなぎ 空の向こう側に行こう
くもり...

ほつれてゆく結び目 そっと指の先でなぞりながら 見上げた月夜に 蝶は ひらり 舞い遊ぶ
この世を騒がす傾城なれど
ひとりの心を掴むことすら
できず　また今宵もただ　嘘と欲重ねては
遊女が辿るその悲しい末路
閉じ込められつづけた籠の鳥
華やかな花魁 その裏に隠れた憂いを
溺れたのは一夜の夢
甘美な嘘と...

懐かしい記憶を 指でなぞる
大都会で聴いた いつかの歌に
ちっぽけな僕は この街の隅っこで しゃがみこんでいる
ジャンクフードをかじって空き缶を蹴飛ばす
誰も気づかない 僕なんかにはきっと
今の僕はしっかり 真っ直ぐ歩けているかな
遠く離れた場所でぽつんと一人立ち止まる
君と一緒に見上げた夕日の色...

どうにも深い不快場所(とこ） に堕ちてしまいまして
出口はどこにも見つからないようだ
どうにも暗いｃｒｙ 逃げ方がわかりません
どなたもいませんで独りぼっち
もがけば足掻くほどからみつき沈んでいくなら
『問題ない』と呟き息を殺して
必死になってのばした手は僅かに届かず
飲み込む前に咽せ返って過呼吸の...

静寂を切り裂く
突然の宣誓を
聞く暇もないまま 銃声が響く
狼煙はもう上がった
撤退はできない
平穏な幻想は 硝煙に消えた
わがままな感情と
衝動に任せて
その全て壊して 革命を起こせ
塵埃にまみれた仁愛を掲げた...