蘭華

【S】
沢山の小さな嘘が　　　　（１２）
一つの大きな嘘となって　（１４）
僕の心を蝕（むしば）んだ（１２）
崩れていく自分をどこか　（１３）
他人事のように感じながら（１５）
壊れていくのは誰のせい？（１３）
【A】
いつもの日常　　　　　　（８）
いつもの会話　　　　　　（７）...

聞こえる この声(８)
聴いてね この声(８)
枯れても叫び続けるから(１３)

届かないと知りながら(11)
ただ祈らずにはいられない(13)
なりふり構わずこの気持ち(13)
貴方に届けたかった(11)...

[S]
君の形　僕の形　　　　（１２）
似ているようで違うから（１２）
二つ合わせて作ろうよ　（１２）
《未来》と言う形を　　（１０）
[A]
好きなもの　嫌いなもの　　（１１）
全て同じと言うならば　　　（１２）
それはきっとすごい事　　　（１１）
それはきっと《奇跡》なんだ（１２）...

[S]
どんなに疲れ果てても　（11）
この声は届かない　　　（10）
砕かれたこの心が痛いよ（15）
[A]
出会いは些細な事　　　　（10）
ただ君の支えになりたくて（14）
出来る事探してた　　　　（10）
こんなに頼りない僕だけど（14）
[B]...

私の脳内環境
貴方にお話ししましょう
私の中の住人達
気に入ってくれるかしら？
一人は元気な女の子
楽しい事が大好きで
少し恥ずかしがり屋だけど
好奇心旺盛な女の子
一人は不器用な男の子
何でも面倒くさがって...

[S]
あの日の記憶はとても朧気
君の声も今は曖昧
遥か遠くのあの景色
君はもうここにいない
[A]
あの日の僕は幼くて
ほんの一時の過ちで
掴んだ筈の君の手を
僕はそっと手放した...

誰が決めた境界線
そんなものなんてクソクラエ！
男だ女だ　大人だ子供だ
誰の物差しが正しいなんて
そんなの誰にもわからない
男の姿の女の子
女の姿の男の子
同性愛に生きる人
一人でわが道進む人
そんなんだってありじゃない？...

こんな月の綺麗な夜は
君のことを考える
君は今何をしているの？
僕に知る術（すべ）はなくて
今日も君に想いを馳せる
いつだって隣に君がいて
それがいつしか当たり前
なくして気づいたこの思い
今更手遅れだったんだ
僕の隣に君はいない...

貴方と幸せになりたい
貴方の幸せになりたい
貴方が笑うなら
　　ピ エ ロ
私は道化師になれる
貴方が笑うなら
私は喜んで不幸にもなれる
　　　　　　　サラ
貴方が悲しみに攫われないように
私が全てを受ける盾となりましょう...

僕は人が嫌いなんだ
君は人が好きなんだ
僕は信用出来ないんだ
君は信用し過ぎるんだ
自分自身さえ嫌ってる
こんな世の中有り得ない
誰かが誰かを利用する
僕は誰かを利用する
誰かが誰かに利用され
僕も誰かに利用され...

君はいつだってそうなんだ
いつだって影の権力者
純真無垢な言葉の中
無意識なのか意図的なのか
せざるを得ない命令くだす
怖いの、わからないの、憎めない
―邪魔ナノ、イラナイノ、変ワリニ消シテ―
知らないの、聞きたくないの、言えないの
―ドウニカシテヨ、面倒ナノヨ、変ワリニ言イナサイ―
放っといて、壊...

壊してしまえば満足ですか？
僕ががらくた人形みたいに
なってしまえば終わりますか？
分かり合え無いならそれでいい
理解なんて求めない
人に合わせる気もないし
それで納得してもらえれば
僕はそれで十分です
君はそれじゃ止まらない
僕に何を望むのだろう...

ずっとそばにいて
僕が望むこと
ただそれだけでいいんだ
それが叶うならば僕は
他には何もいらない
付き合いだしたあの頃
お互いの心 探り合い
少しでも君を知りたくて
君もきっと同じ気持ち
好きな食べ物...