＊。

私はまだちっぽけで
ただ傍で 笑ってるだけで それでよかった
いつの間にか 大きくなって
気づいたら あの頃の君はいなくて
幸せの欠片を拾い集めて
胸に溜め込んだのに どうして？
君を見るだけで胸が熱くなるの
いつかの あの日みたいに
小さな声で呟いてみる
届くはずなんてないのに...

森の奥の小さな家で　１人の少女が本を読んでいた
誰にも関わることなく過ごしてきた
少女は何も感じない　感情なんてない
ただ時間が過ぎていくのを眺めているだけ
そんな日々を繰り返し　重ね重ねた少女の前に
１人の少年が現れた
「さぁ、僕についてきて」
タンと飛び出した知らない世界は　見慣れない景色で
少...

「…ク！ミクってば！」
「あ、グミ。どうしたの？」
「どうしたの？じゃないでしょ！次移動だよっ」
「あぁーそっか。忘れてたっ」
「もーミクぼーっとしすぎ。どうせまたレンくんのこと考えてたんでしょ？」
「なっ//違うよ！」
「なぁに赤くなっちゃって～図星でしょ？」
「うぅ…」
やっぱグミには叶わないな...

いつも遠くから見つめてる
君のことをつい目で追ってしまうの
距離は遠いけど分かってしまう
片思いでもあなたのことが大好き
授業中でも頭に浮かぶのは君の笑顔
急に名前呼ばれてハッとして立ち上がると
イスが倒れて私つこけてみんなに笑われる
どうしていつもこうなんだろう・・・
「はぁ」とため息　頭上から怒...

カラフルなmusic
ステキなmagic
この世界中に
楽しいメロディー
奏でよう
１人そこに立ち止まって
泣きべそ掻いていた
ずっとこのままだなんて
絶対にやだやだ
いつかはここを飛び出して...

止まらない　終わらない
普通の世界
つまらない　つまらない
尋常な世界
朝起きて
ご飯を食べて
学校に行って
家に帰る
―こんな日々飽きるだろう？
　もっと楽しいことしちゃおうか...

友達と喧嘩した日
好きな人からフラれた日
「どうせ僕には無理なんだ」
１人立ち止まり呟いた
そこから一歩も動けず
ずっととまったままの世界
静かな空気
暗い景色
僕の未来は虚無だ
嗚呼、叫びあう...

僕には夢がある。
大きいホールで1万人のファンにみとられて歌うこと。
でも、その夢は・・・全て水の泡となってしまった
最初のころは
歌うことが大好きで
いつも片手にマイクをもって
家族や友達の前で大声で歌っていた
みんなから
上手いといってほめてくれたし、
僕は...