タグ「鏡音リン」のついた投稿作品一覧（6）

白い揺り籠　寄り添う二人
何もかも同じ夢　あの頃はもうセピア色
隣同士で歩く　気がつけば高い目線が　合う
のどが痛いかななんて　低くなる歌声　誤魔化してたね
でも気付いてた　変わる事
昔とは違う　繋ぐ手の長さ
少しずつずれていく　同じ時を過ごすのに
ぬるい春風　背中押さないで
まだ私ここに居る　歩み...

それは風伝う　古の語り草よ
山深き村の化け物　裁く男女を称えし伝承
下つ弓張を　終えた丑三つの時に
村一の高き娘を　山に返せ　平和望むならば
「村の民守ることが　我の宿命よ」
明日の宝見据え　長の娘は言った
数多の涙を飲み下し　微笑う娘　ただ静かに
愛し男の腕ほどき　言うは
「今は君の幸願う。」
来...

過ぎていく街並みに　よく晴れた大空
独り膝を抱える　誰もいない午後三時
電車は駅で止まる　乗り降りが始まる
まだ旅の途中で　僕はまだ下りれない
「ここは空いてますか？」　不安そうな声
「ここは空いてますよ。　一緒に外見ませんか？」
走り出した　僕らを乗せて
流れ行く景色を　互い指さし
prism h...

さくら咲いたままの　夢の中で
君の雫　拾えない
ただそれが　ただそれが　それだけが苦しくて 空を見た　
君と僕　いつまでも　右手と左手繋いだまま
揺れる小川見詰め　風に歌うよ
去る言葉　なにもない　別れの言葉も必要ない
心は側にいる　手と手離れた
朝の光　溶けるなごり雪
壊れた時計　あの日あの時
さ...

いつから君は背を向けて　うつむいて泣いているの
降りやまない雨にまぎれ　地を濡らす
私は君にとってそんな　頼りない存在（もの）だった？
聞けないままに　その場に立ち尽くした
顔上げて　手を取って　肩抱いて・・・
何でもない　そんな言葉　私の眼を見て言ってよ
無理して笑っても　意味はないから　ねえそう...

　　　　　　ララバイ
　　　　　　色づく街並み　光るネオン　今宵も独り窓辺に私は立つの
（リン）　　夜のない世界　君を探す　　けど　あるのは　ただ　静寂　まわる　幻想
（レン）　　夜のない世界　お前を呼ぶ　　　　あるのは　　　　静寂　　　と　マボロシ
　　　　　　色も　音も　温度　香り　すべて　私と...