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あてもなく
彷徨うの
足の向く方へ
泣きやまない
空模様
まるで私のココロ
傘
弾かれる水
こぼれる雫
心地よい音...雨音
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同じ窓から見える
昨日と同じ空
紙飛行機投げれば
飛ばずに落ちていく
ここはどこだろう?
どこでもいい
地図帳上の旅を
続けてみようか?
あいまいな境界線
なぞって導く経路は...マドギワ
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どこまでも続く道
果て無い逃走
僕ら二人して世界を敵に
隣の君
時折寂し気に笑うよ
二人で選んだ道
だから怖くない
本当にこれでいいの?と
君が問いかける
走り抜けて...Escape
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ひらりひらり
舞い踊る
儚く淡い花びらは
私の手をすりぬけて
散ってしまうけれど
私は覚えてる
あの日々の全てのことを
どこにも行けない
二人の記憶を
どうしてもさよならを...夢のはざま
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毎日おんなじような生活の連続で
飽き飽きしてるけど仕方ないわ
例えばそうこんな
おとぎ話の世界にでもいけたらいいな
赤信号無視をしてストライプに飛び込めば
トラックを跳ね飛ばして知らない世界へと行ける
この薄暗い森の中
蔦の這う館
さあパーティーを始めましょうか?と
知らない男が喋る...アンハッピーデイズ
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「ごめんね」は何回目?
君は顔を上げない
「さよなら」は何人目?
誰もそこにいない
間違っていたのは
僕の方ですか?
「そんなことないよね?」と
言葉が空を切る
新しい世界を
この場所に作ろう...カラカラ
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冷たい雨でも降っていればよかった
見上げた青空は目に痛くて
足元のコンクリートが体温を奪っていく
人ごみに流されて
考えもなしに歩いていく
僕はついさっき
思考を放棄したばかり
なんでそんなこと言うのって
君の声が
頭の中をぐるぐる回って...雨音